八幡「平塚先生とラーメンを食べ続けた結果」
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51: ◆C90pLtpFyA[saga]
2018/07/30(月) 23:02:03.70 ID:utiBeKgi0
ガララララララララララ


雪ノ下「あら、早いわね」

比企谷「先生に開けてもらった」

雪ノ下「そう」

比企谷「・・・」

雪ノ下「何かしら」

比企谷「いや」

比企谷(なんだかんだこいつのお陰でこうして今の俺がいるわけで)

比企谷(元々こういうことを言うのは得意ではないんだが、何故かこいつにこの言葉を言う時が一番緊張する)




小町『やっぱお兄ちゃんは痩せてるほうが一番だよー』

比企谷『以前の目も当てられない体型よりはマシだろうな』

小町『またそんなこといっちゃってー、本当は嬉しいんでしょ』

比企谷『うるせ』

小町『あ、運動ってー』

比企谷『あん?』

小町『自信をつける効果があるらしいよ、よくわかんないけど』

比企谷『なんだそりゃ』

小町『お兄ちゃんも自信、ついてきたんじゃない?』

比企谷『何に対してだよ。つーかこんなんでつくくらいなら俺はこんな腐った目になってないし、そもそも」

小町『・・・要はね、小町が何を言いたいのかっていうとー』

比企谷『・・・なんだよ』

小町『お礼言うんだよ?ってこと』

比企谷『・・・分かってる』



比企谷(小町と話した内容が脳をよぎった)

比企谷(こうして今俺がそれを言葉に出そうと思ったのは、もしかしたらその自信とやらのせいかもしれない)

比企谷(自分を信じるということは、それだけ生きてきた自分を認めるということだ)

比企谷(俺は今までもこれからも、どんなに辛い目にあったとしても絶対に後悔しない。そう考えて生きてきたつもりだ。自分が自身を認めてあげずに、誰が認めてくれるというのだろう)

比企谷(だからこれは決して付け焼刃なものなんかじゃない。これは元々俺の根底にある考え方だ。決して俺が変わったわけではない)

比企谷(だが、もしそれを改めて気付かせてくれたのであれば猶更、俺は彼女に言わなければならない)


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