巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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アンジーとあなたのための物語
◆SxyAboWqdc
[saga]
2020/02/01(土) 10:09:35.49 ID:c/mEDpnF0
「……もう!」
なにもかも失って、それでも最後に残ったものが一つだけあった。
それは怒り。そうだ。これは元々、自分の中に無かったものだ。
誰かに教えられて獲得したもの……違う。
誰かに『お前の中に確かにあるのだ』と教えられて気付いたものだ。
凄く腹が立ってきたぞ。もうどうでもいい。疲れた。辛い。イヤになった。
もう二度と会えなくなっても知らない。
ここまでやってあげた自分と会える権利を、みすみす手放した彼が悪いのだ。
もう倒れよう。そして呪おう。超眠いし。
お前は永遠に独りぼっちだ、ばーかーめー! にゃははははははは!
そうしてやっと、自分の両足から力を抜いて――
「……?」
誰かに受け止められた。
「……!」
アンジーを受け止めた、誰かがいる。
巌窟王「……まったく。とんでもないナリだな、アンジー」
アンジー「あ……」
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