二宮飛鳥「嗚呼素晴らしきこの日常」
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11: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/02/03(日) 21:16:30.12 ID:J29ir0nRO
飛鳥「通知が思ったより多いな」

P『お祝いが多いってことだから、いいことじゃないか』

飛鳥「これは心さんからだ」

P『なんて書いてるんだ』

飛鳥「意図不明のラップ」

P『何やってるんだあの人』

飛鳥「若者=ラップのイメージで動いているのかもしれない」

P『絶妙にありそうな線だ……っと、あまり長話すると本当に安眠妨害になっちゃうな。そろそろ切るよ』

飛鳥「あぁ」

P『プレゼント、明日渡すから』

飛鳥「おっと、事前申告とは大きく出たね。ハードルを自ら上げるとは男らしいな」

P『え、いやそういうつもりじゃ』

飛鳥「期待しておこう。きっとキミなら、ボクの望んだ贈り物をしてくれるんだろうね」ニヤニヤ

P『これ、期待外れだったらどうなるんだ』

飛鳥「明日一日中鬼となって豆をぶつけられることになる」

P『きっつ!? いくら節分だからってきつすぎる!』

飛鳥「もちろん冗談だ」

P『顔が見えないと冗談かどうか見抜きにくいんだからやめてくれ……』

飛鳥「すまない。でも、楽しみにしているのは本当だ。他ならぬキミからのプレゼントだからね」

P『……光栄だな。明日をお楽しみに』

飛鳥「あぁ、おやすみ。P」

P『おやすみ、飛鳥』




飛鳥「………」

飛鳥(誕生日にどんな意味があるのか。祝う価値のある、特別な日なのか。結局のところ、答えはまだ見つからなくて)

飛鳥(ひょっとしたら、今日という日は特別でもなんでもない普通の日なのかもしれない。日常の1ページに過ぎないのかもしれない)

飛鳥(ただ、仮にそうだとしても)


飛鳥(今日という日は。いつも通りの、得難く価値ある日常なんだろう)


飛鳥「………なんて、ね」





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