七海やちよ「お、お母さん・・・?」
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8: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 22:41:33.70 ID:nSoKXtCU0

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翌日



ももこ「はー・・・・・・」

やちよ「あら、ももこじゃない。どうしたの? 元気ないわね」

ももこ「あー、やちよさんか。んー・・・ちょっとなあ・・・かえでとレナがなあ・・・」

やちよ「何かあったの?」

ももこ「あったんだよ・・・。ちょっと聞いておくれよ」

やちよ「ええ、いいわよ」


ももこ「学校の女の先生のことを、ついつい『お母さん』って呼んじゃう子っているよな」

やちよ「いるわね。あっ、分かった。ももこ、レナかかえでに『お母さん』って呼ばれたんでしょ」

ももこ「お母さん、なぁ・・・・。そう呼んでくれたのならまだマシだったんだけどなあ・・・」

やちよ「違うの?」

ももこ「そうさ・・・。昨日のお休みの日の話なんだけどさ」

やちよ「ええ」

ももこ「雪が結構積もったよな。かえでがさ、家庭菜園の雪かきをしたかったんだけど、一人じゃやりきれない量でさ、しかも昨日はかえでの家族の人がいなかったから、それでアタシとレナが手伝うことになったんだよ」

ももこ「実際やってみると、雪って結構重たくてさあ、これがなかなかの重労働。かえでとレナは早々にバテちゃってさ、結局、雪かきはほとんどアタシ一人でやったよ。まあ、そこまではいいとして・・・問題はそのあと・・・」

ももこ「アタシが雪かきをあらかた終えて一息ついてたら、かえでが暖かいお茶を持ってきて、アタシにこう言ったんだよ・・・」


ももこ「『ありがとう、お父さん』って・・・」





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