深月フェリシア「やちよー・・・やちよー・・・」
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5: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:09:12.44 ID:G45GIBpi0
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やちよ「それでね、その時のフェリシアと言ったらかわいいったらなくって!」
十七夜「ほう、あの狂犬がか」
やちよ「そうなのよ〜。普段は、ズガンだのドカンだの喧しいあの子が、しおらしくなって、口調すらもおとなしくなっちゃって。本当にかわいらしかったわ。ふふっ」
このは「分かる! 分かるわそれ! あやめもこの前初めてきたんだけどね、あのあやめがものすごく焦って私に助けを求めてきてね! その姿といったらほんっっとーにっ! かわいくって!」
このは「あやめったら最初のうちはオロオロしっぱなしだったけど、葉月と一緒に『おめでとう!』って百万回言ってあげたら、ようやく笑顔になって、それがもう普段の一億倍かわいいの! 一週間くらいご飯はお赤飯にしたわ」
ひなの「確かに、普段は喧しい奴がしおらしくなって、頼りに来てくれるのがかわいく感じるってのは分かるな」
ひなの「衣美里なんだが、痛みが強い時とかはアタシを頼ってくるんだよ。あいつはどうも家族に言うのも恥ずかしいらしくて、痛みが強くても無理しやがる」
ひなの「普段はアタシのことを『合法ロリ』だの『小動物』だの『みゃーこ先輩ってもう生理きてるの?』だのぬかしてと小馬鹿にする失礼な奴だが、そういう時ばっかりは申し訳なさそうにアタシに寄り添ってくるから、それがかわいくてつい甘やかしてしまう」
十七夜「ふむ? 恥ずかしくて家族にすら言えない? そういうものか?」
やちよ「そういうものでしょうよ。十七夜だって父親とかに知られたら嫌でしょ」
十七夜「いいや。自分の時は自分から父さんに言ったが。あとついでに弟にも言った」
やちよ「えぇ・・・」
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