深月フェリシア「やちよー・・・やちよー・・・」
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6: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:11:55.88 ID:G45GIBpi0
十七夜「そういえば以前、眞尾君と月咲君から生理用品を揃えるお金を工面できなくて、なにかいい方法はないかと相談を受けたことがあってな、やはりその二人とも家族に言うのは何故か恥ずかしがっていたな。だからその際は、自分が彼女らの父親に対して生理用品を揃える重要性についての講義をした」
やちよ「ちょ、な、なにやってんのよ」
十七夜「お金の問題は親にしか解決できんだろう。それに生理中は何かと大変だから家族のサポートだって必要だ。だが、眞尾君と月咲君には母親がいないし、本人が父親に言えんのなら、代わりに自分がと思ってな」
やちよ「まあ・・・理屈は正しいけど・・・。でも、二人とも嫌がったでしょ」
十七夜「眞尾君はずっと俯いて顔を赤くしていたな。月咲君の時は、月咲君が特に嫌がって、しまいには暴れそうになって」
やちよ「そりゃそうよ・・・。それでどうしたの?」
十七夜「月咲君をふんじばって、父親に講義を続けた。生理中に必要な物や、無理をしたときに体に及ぼす悪影響などを詳細に講義した。大事なことだからな」
やちよ「父親の前でそんなこと・・・。笛妹・・・かわいそう・・・」
十七夜「そうか? 確かに、その講義が終わった後に月咲君からはバカだのなんだのとひどく罵詈雑言を浴びせられたな。だが、数日経った後、『体調が悪いとお父ちゃんに言えば家事の負担を減らしてくれるようになった』と、小さな声だったが感謝されたぞ。生理用品も必要なだけ揃えられるようになったようだし、やはり父親に講義をしたのは間違いではなかったと思うが」
やちよ「そ、そう・・・それならいいけど。でも、家族にすら知られるのが本当に嫌って子もいるんだから」
このは「そうね。人の生理事情を誰かに言いふらすなんて最低ね」
ひなの「おいおい・・・ついさっきまで喜んで言いふらしてたのは誰だよ・・・」
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