深月フェリシア「やちよー・・・やちよー・・・」
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7: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/05/12(日) 18:15:57.93 ID:G45GIBpi0

ひなの「だが、そんな風に気かけてくれる人が身近にいる場合はまだマシだ。最近は誰にも相談できずに不安を抱えたままの子もいるらしい。父子家庭なんかはそういう子は多いだろうな。気の弱い子に至っては母親にすら相談できないこともあるとか」

ひなの「・・・魔法少女ってのは、複雑な家庭事情を抱えている子も多い。だから、そういう子が仲間にいたら、アタシら年長者が積極的に声をかけてやらないとな」

やちよ「ええ、それはすごく大切なことだと思う。私も二葉さんに声をかけてあげないと」


ななか「ふむ・・・。こちらから積極的に声をかけるのが大切・・・ですか」

ななか(そういえば、かこさんはどうなんでしょう。年齢的に初潮を迎えていてもおかしくないですが)

ななか(かこさんは気の弱い方ですし、もしかしたら誰にも相談できずに困っているかもしれません。念のため声をかけてあげたいですが)

ななか(しかし、デリケートなことですし、どういう風に声をかけるのが自然でしょうか)

ななか(ふむ・・・。例えばこんな感じでしょうか)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ななか「ところでかこさん。つかぬことをお伺いいたしますが、初潮は迎えていますか?」

かこ「あっ・・・。実はこの前あって・・。でも、相談できる人がいなくて、どうしたらいいか分からなくて困っているんです・・・」

ななか「そうですか。では私が力になりましょう」

かこ「本当ですか! やっぱりななかさんは素敵な方です! 好きです! 結婚してください!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ななか「・・・・・・ふむ」

ななか(これですね。これならいけます。実に自然な聞き方です)

ななか(そうと決まればこうしちゃいられません! 今すぐかこさんの元へ行かないと! 私だってかこさんに頼られたいです!)

ななか「今日はこれで失礼します!」スタタタッ



その後、かこさんからはしばらく嫌われました。









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