18:名無しNIPPER[sage ]
2019/08/01(木) 00:44:50.18 ID:Ob8vgikR0
「着いたよ」。不意に、その女の人が足を止めました。その瞬間、フッと…消えてしまったのです。その女の人の手の感触も…そして、私たちを包んでいた霧も。
カッと…私の目に太陽の光が飛び込んできました。思わず目をギュッとつむると、ポンと、私の肩を誰かが叩きました。
驚いて振り返る私に、その手の主が私に話しかけました。「おかえり、肇。お昼ごはんの時間よ」……そうです、私の母の声です。
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