魔王「まずはいちご100%からだな」側近「随分と懐かしい作品ですね」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/08/21(水) 21:07:50.78 ID:UnLhG+kGO
「まずはいちご100%からだな」
「随分と懐かしい作品ですね」
「まさに温故知新と言えよう」

いちご100% とはかつて週刊少年ジャンプにおいて連載されていたラブコメの代名詞とも呼べる名作であり、主人公は偶然目撃したいちごパンツが忘れられず、そのパンツを頼りにヒロインを探して様々ないちごパンツ娘とエンカウント、攻略していく学園ラブコメディーである。
そんな少年の夢を追い求めるこの名作において、まず真っ先に思い浮かぶ魅力を挙げるとするならば、絶対にこれだけは外せないだろう。

「やはり、懸垂しながらの告白は印象深い」
「ああ〜! ありましたね〜そんなやり取り」
「あの西野つかさが惚れてしまうのも頷けるファインプレーであったと断言出来る」
「まあ、女の子からしたら1回くらいならされてみたい告白ですが、実際にされたらドン引きしてごめんなさいって振っちゃいますよね〜」

口の悪い側近はそう言っているが、私としては勇者にそんな告白をされたら立場を忘れて思わず受け入れてしまうかも知れないほど、胸に響く告白の仕方だった。キュンキュンする。

「魔王様は西野つかさ推しですか」
「当然だ!」
「胸の大きさが似ているから自己投影しちゃってるんですね。その気持ちはよくわかります」
「ええい! 余計なことを言うな!」
「おやおや〜? この私が北大路さつき並みの巨乳だからって邪険にしないでくださいよ〜」

北大路さつきは悪い娘ではないが、敵だ。
同じく東城綾も、向井こずえも私の敵だ。
ちなみに、端本ちなみも敵であり、外村美鈴はギリギリ仲間。そして南戸唯に至っては。

「魔王様そっくりです」
「あの娘よりはあるわい!」

流石に中3から高1にかけての発展途上少女には負けたくないので、ライバルと位置付けておこう。


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