14: ◆u/54BSBlPw[sage saga]
2020/02/08(土) 19:44:02.07 ID:RvB9VQpu0
「スチュアートさん」
仕掛け人さまが、突然私の方を向いた。
「あなたの目から見て、白石さんはステージに立てる状態だと思いますか」
紬さんが、少し後ろめたそうに私を見た。多分、逃げ場はない。
どうしてこの場に自分が呼ばれたのだろう。
足元が歪んだような錯覚に、頭が痺れた。
期待された答えではないだろう。
私が滑らせた言葉は、ある意味とても無責任なものだった。
「……私には分かりません。ですが──」
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