ましろ「踏み出す勇気と」つくし「踏み込む勇気」
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5: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/04/12(日) 21:03:27.86 ID:SlTzITWg0
ーー空き教室

ましろ(今日の練習は、全くと言っていいほど集中できなかった。詩も音も全然頭に入ってこなくて、頭にあるのはさっきの二葉さんとのことだけ)
ましろ(何気ない会話のはずなのに何度も思い出して……また話したい、一緒にいたいって強く願ってしまう。ずっと考えていた分、時間が経つのはとても早い気がした)

つくし「倉田さん?倉田さんってば!」
ましろ「あ……どうしたの?」
つくし「どうしたのって……もうみんな帰ったけど、帰らないの?」
ましろ「えっ……?あ……」

ましろ(二葉さんの言葉にハッとして、周りを見渡してみる。どうやら私がぼーっとしてるうちにみんな帰ってたみたい)

つくし「……まさか、気付いてなかったの?練習前もなんかぼーっとしてたし……」
ましろ「気付かなくてごめんね、なんでも……」
つくし「なんでもないわけないって!さっきまで10分くらいはそうやってぼーっとしてたんだよ?」
ましろ「それは、えっと……その……」

ましろ(悩んでるのは丸分かり、って感じの口調で言われてしまうと何も返せなくなる。相談しようにも二葉さんには言いづらいし、かと言ってこんな悩みを話せる相手もいないから)



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