ロード・エルメロイU世「最初からそれがお望みだろう、レディ?」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/15(月) 23:10:36.60 ID:uimHEu7hO
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!

「あ、あああっ!? あああああっ!?!?」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

ちょろろろろろろろろろろろろろろんっ!

糞を漏らす義兄と、尿を漏らす義妹。
これこそが、最果てに相応しい。
床へと盛大に滴る尿のシャワーが奏でる水音がこそがオケアノスの潮騒であり、義兄の糞の香りこそが、磯の香りであった。

「ふぅ。此度の遠征も心躍ったな我が兄よ」
「うう、こんなのあんまりだ……」
「泣くな、ウェイバー。余の臣下が泣きべそなどかくでない。ほれ、しゃんとせんか!」

情けない義兄をイスカンダルを真似て叱咤すると、彼は袖口でいそいそと涙を拭って。

「わかったよ、ライダー。もう泣かない」
「うむ! それでこそ征服王たる余の……」
「ライネス。調子に乗るな。この未熟者が」
「ひっ」

義兄は大層お怒りであった。不覚である。
二流とは言え、死地を潜り抜けた魔術師だ。
巷で囁かれる『グレート・ビッグ便・ロンドンスター』の異名は伊達ではない。

「よくもまあ、やってくれたものだな」
「み、見捨てないで……?」
「黙れ。師に糞をさせるとは何事だッ!?」
「ひえっ!?」
「性根から叩き直してやる!!」

マジで怖かった。でも見捨てられなかった。


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