高森藍子が一人前の水先案内人を目指すシリーズ【ARIA×モバマス】
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33: ◆jsQIWWnULI
2020/08/08(土) 19:38:27.41 ID:b+VIQ/E60
「にゅ」

「……あ」

アリア社長が示した方には、いつの間にか外の光が少し見える通路があった。
以下略 AAS



34: ◆jsQIWWnULI
2020/08/08(土) 19:41:48.19 ID:b+VIQ/E60
また来週新しいやつを書きます。よろしくお願いします。


35:名無しNIPPER[sage]
2020/08/08(土) 23:16:18.27 ID:4PXWqFAyo



36: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:44:21.25 ID:zzfrO0HF0
こんにちは。今日も書いていきたいと思います。


37: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:45:13.09 ID:zzfrO0HF0
高森藍子「希望の丘・夕暮れの街」


前略

以下略 AAS



38: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:46:13.27 ID:zzfrO0HF0
「あ、アリア社長!ありがとうございます、これですよこれ。流石です!」

「ちゃい!」

そんな私をしり目に、アイさんはアリア社長にそう言う。アリア社長が引きずっているのは四角く茶色いバスケットだった。褒められたアリア社長は胸を張って威張っている。アイさんはアリア社長から受け取ったそのバスケットをキッチンに持っていく。
以下略 AAS



39: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:47:36.22 ID:zzfrO0HF0
今日の海は、昨日と少し違ってさらさらしている感じがする。オールを漕ぐ手の感触からそんなことを思う。あの後、あずきちゃんとあやめちゃんとの合同練習が今日はないことを確認された私は、アイさんに連れられるままゴンドラに乗りこんだ。そして、大きなバスケットを持ったアイさんとアリア社長を乗せ、今ゆっくりとゴンドラを漕いでいる。

「それでアイさん、どこに向かうんですか?」

私はゆっくりとオールを漕ぎながら、アイさんに目的地を尋ねる。
以下略 AAS



40: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:48:43.69 ID:zzfrO0HF0
漕いでいると、いつの間にか開けた場所に出た。狭めの一本道の水路がドンとあるにしては、やけに周りに何もない場所だ。

どっどっどっど

周りを見回していると、前から中型の船がやって来た。私はその船にぶつからないように端に寄りつつ、その船が起こすであろう波にバランスを取られないようにするために身構える。
以下略 AAS



41: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:50:04.86 ID:zzfrO0HF0
またしばらく漕ぎ進めると、目の前に大きな壁が現れた。

「わぁ……これは……」

水路はこれ以上進めなさそうだ。私はアイさんに話しかけた。
以下略 AAS



42: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:51:52.80 ID:zzfrO0HF0
二つ目の水上エレベーターを昇り終えた時には、すでに辺りは夕焼け色に染まっていた。水上エレベーターで水の上昇を待つ間に食べたお弁当のサンドイッチに入っていたレタスの繊維が今更歯の隙間から取れる。アリア社長は、少しだけ揺れるゴンドラに揺られながらうとうとしている。

「あ」

急にそれは目の前に現れた。
以下略 AAS



43: ◆jsQIWWnULI
2020/08/16(日) 18:52:32.33 ID:zzfrO0HF0

「あれ?いつの間にこんなに時間がたってたんだろう」

アイさんの声で、私はふと我に返る。気が付くと、すでに辺りは真っ暗になっていた。相変わらず回り続けている風車の音だけがあたりに響く。空には、遠くにある二つ目の月と、それに負けないくらい強烈に瞬く星々が、夜を照らしている。

以下略 AAS



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