高垣楓「あなたがいない」
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28: ◆eBIiXi2191ZO[sage saga]
2020/09/14(月) 21:08:23.61 ID:Od9IjqsH0

 残された私はまず、Pさんのデスクに向かった。
 彼がいないのは事実。でも彼のデスクで当日のスケジュールを確認することが、私のルーティーン。
 だからいつものように、そう、いつものように。
 デスクの上の閉じられたノートパソコンを、私は撫でた。
 ゆっくりと開け、電源を入れる。しばらくして、慣れ親しんだ画面が浮き出てきた。
 彼から教えてもらったパスワードを入力する。目の前に浮かび上がる、見慣れたデスクトップ。私はマウスを動かし、社内SNSを立ち上げた。




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