47: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 23:04:56.21 ID:hoF/GHRu0
叢雲「で、丸きり信用するワケ無いわよねぇ?」
( T)「当たり前だ。長門に裏を取らせる。それで問題なければ万々歳だ」
叢雲「万が一があれば、あいつへの報復は私が請け負うわ。構わないわよね?司令官」
( T)「好きにしろ。あとそこのカタログギフトから好きなもん頼んでいいぞ」
叢雲「あら、良い物置いてってくれたじゃない。少しは見直してあげてもいいわね」
青葉「チョロ……」
叢雲「何?」
青葉「なんでもないです。はい」
( T)「もっと良い置き土産があるぜ。聞きたいか?」
叢雲「勿論」
青葉「何ですか何ですか?」
( T)「『火天』。それが俺らを貶めた連中の名前らしい」
二人は一度、ピタリと動きを止める。その後、叢雲はゆっくりと口角を上げ、実に悪い笑顔を浮かべた
叢雲「それは、それは。大きな、進歩じゃない」
青葉「艦娘がしていい顔じゃないですよ叢雲さん」
これまで雲のように掴み所の無かった憎き存在の、『名前』が明らかになったのだ
これは何よりも大きな収穫であり、糸口だ。反撃の道筋が見え始めれば、表情が緩むのも頷ける
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