8:名無し
2020/10/22(木) 17:30:09.23 ID:ZqP6OGnfO
勇者「ラジオネーム、最下級悪魔さんですね」
勇者「 勇者、魔王様、こんにちわ。
僕は最近バイトをする事にハマっているのですが、
勇者と魔王様が仕事をするなら、どんな職業が良いですか?
教えてください! という事で、なんで俺だけ様付けじゃないのかが気になりますが、魔王はどんな職業になりたい?」
魔王「うむ……そうだな、1度勇者に王国に連れて行ってもらった時、ねこかふぇ、というものがあっただろう?」
勇者「あー、6時間くらい付き合わされた時の奴か……」
魔王「それになりたいな!」
勇者「え? 店員に? 猫に?」
魔王「猫に!」
勇者「猫に!?」
魔王「ゴロゴロしてるだけで金が貰えるって、良くないか?」
勇者「魔王あるまじき発言だな」
魔王「私はそれになりたい」
勇者「じゃあ後で猫耳つけようね〜」
魔王「持ってるのか……それで、勇者は何になりたいんだ?」
勇者「俺は盗賊になってみたい」
魔王「おい」
勇者「なんだよ、盗賊かっこいいだろ」
魔王「それこそ勇者あるまじき発言だろ」
勇者「いや、なる訳では無いから! あくまで“なれるなら”だから! 王様!!!」
魔王「王様気にしすぎだろ」
勇者「俺のパーティーにも盗賊がいるんだが、実用的なスキルを幾つも持っていたからな、索敵スキルとか、窃盗スキルとか」
魔王「ほう」
勇者「昔は貧乏だったから、野宿するしかなかったんだ。だから、盗賊のスキルは重宝したよ」
魔王「私が猫で、勇者は盗賊か」
勇者・魔王「なんか世紀末みたいだな」
勇者・魔王「おい、被るなよ」
勇者「という訳で、次のお便り行きましょうか」
魔王「さっきの被りは仕込みじゃないからな!」
勇者「それじゃあ、次のお便りは、こちら!」
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