高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「人から離れたカフェで」
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 18:57:55.12 ID:rUepDosI0
加蓮「と言いつつ前に別のカフェで、手伝いますと言ったことのある藍子ちゃんなのだった」

藍子「ふぇっ!? ど、どうしてそれを知ってるんですかっ」

加蓮「ありゃ?」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 18:58:23.93 ID:rUepDosI0
加蓮「お喋りな店長さんなんだ」

藍子「そうなんですよ。私が行った時も……そうそう。今日みたいに、他のお客さんがいなかったんです。のんびりしていたら、ちらっと目が合って、そうしたらすっごく嬉しそうな顔でこっちにやってこようとしてっ」

藍子「でも、1歩だけ進んで、立ち止まったんです。やっぱり、お客さんに呼ばれてもいないのに行ったら迷惑かな? って、思ったのかもしれません」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 18:58:56.15 ID:rUepDosI0
加蓮「もしかしたらそれ、本当はいない人なのかも?」

藍子「さすがに、それはないと思いますよ。だってすごく具体的で、見た目の特徴も話されていましたから」

加蓮「それで特定できないようにってホントすごいね」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 18:59:24.44 ID:rUepDosI0
加蓮「……、」

藍子「〜〜〜♪」

加蓮「……」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 18:59:53.98 ID:rUepDosI0
加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「……」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:00:24.10 ID:rUepDosI0
加蓮「……店員さん、さっきからずっとカウンターの向こうにいるね」

藍子「また、私たちが注文するのを待っているのでしょうか」

加蓮「それならこっちをちらちら見てきそうだし、違いそう」


26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:00:54.88 ID:rUepDosI0
藍子「〜〜〜♪」

加蓮「……」

藍子「……、〜〜♪ ……? 〜〜〜♪」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:01:23.96 ID:rUepDosI0
藍子「ごめんなさいっ。じゃあ……じ〜」

加蓮「違うっ」ペシ

藍子「いたいっ。えへへ……。やっぱり?」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:01:53.97 ID:rUepDosI0
加蓮「……」

藍子「〜〜〜♪」

加蓮「……、」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:02:54.80 ID:rUepDosI0
加蓮「……ねぇ。さっきの話なんだけどさ……」

藍子「慣れているのに、静かなことが不思議に思うってお話?」

加蓮「うん。……ずっと、人に囲まれてたからかも。あ、昔話とか都会育ちだからとかじゃなくて。最近の話」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:03:24.14 ID:rUepDosI0
加蓮「カフェに行けば、藍子がいるし?」

藍子「ここにいますよ〜」

加蓮「1人になる時なんて家くらい……いや、家でも最近お母さんと喋ってばっかりなんだよね。あとお父さんも。ホント、2人とも心配性すぎてさ……」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:03:54.07 ID:rUepDosI0
加蓮「1人――独りの時間なんて、最近ほとんどなくて。いつだって物音と、人の声と……静かでも、人の気配がしてたから」

藍子「だからこうして、私と加蓮ちゃん以外がいない場所が……」

加蓮「不思議なのかもね……」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:04:23.90 ID:rUepDosI0
藍子「加蓮ちゃん。ずっと昔……2人でいろいろなカフェに行っていた頃のことを、覚えていますか?」

加蓮「そりゃ覚えてるけど……。どのカフェに行った時のこと?」

藍子「街角の、奥の席に座ったカフェっ」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:04:54.16 ID:rUepDosI0
藍子「その後に、ほら……その……うぅっ」

加蓮「?」

藍子「ほ、ほら、私がいたことを忘れちゃったんですか? って言って、いるのが当たり前みたいだったって加蓮ちゃんが言って……それは家族みたいだけど、少し嫌だって思っちゃったとか、私が言って……」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:05:25.15 ID:rUepDosI0
加蓮「そう……。んー……ちょっと照れくさいけど、まっ、ありがと」

藍子「どういたしまして。こちらこそ、ありがとうっ」

加蓮「……いや私から言っといてだけど、何が?」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:05:54.13 ID:rUepDosI0
藍子「さっきのお話だと、そうなりませんか?」

加蓮「店員さんは店員さんだけど、藍子はそれ……藍子は藍子だからっ」

藍子「……それ?」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:06:24.81 ID:rUepDosI0
加蓮「……」

藍子「〜〜〜♪」

加蓮「……、」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:06:54.34 ID:rUepDosI0
加蓮「……店員さん、引っ込んで戻ってこなくなっちゃった」

藍子「奥で、何かしているのかな。それとも、もう1回休憩?」

加蓮「カフェの店員って大変そうだもんね」


38:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:07:24.38 ID:rUepDosI0
藍子「〜〜♪」

加蓮「……」

藍子「〜〜〜♪」
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:08:25.39 ID:rUepDosI0
加蓮「……そう?」

藍子「加蓮ちゃんにとっては、退屈になっちゃいますか?」

加蓮「どうだろ。もしかしたら、ちょっと退屈かもね」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 19:08:55.24 ID:rUepDosI0
加蓮「でも……大した話もしないで、少し寂しくもあって……慣れてるのに慣れない寂しさも含めて、たまにはこういうのもいいかな? って感じだね」

藍子「それで、十分です。のんびりして……退屈になっちゃったら、またお話でもしましょ?」

加蓮「いいよー。何話す? そういえば最近、なんか事務所で私がお菓子を配るお姉さんみたいなキャラになっててさー。ハロウィン対策でクッキーとか持ち歩いてるからかな? ほら、イタズラはされるよりしたい方ですし♪ で、この前もさ――」
以下略 AAS



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