希 「真姫ちゃんと部室で二人っきりは」
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4: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:47:48.30 ID:Vt4fUra0O
一方、穂乃果たちは。

穂乃果 「えっと、逃げたトカゲの捕獲!?」

海未 「ええ……生物研究部から生徒会に協力してほしいと」
以下略 AAS



5: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:48:41.77 ID:Vt4fUra0O
一方、一年生の教室では。

凛 「にしても日直って疲れるにゃ〜」

花陽 「もう終わりだから頑張ろう凛ちゃん!!」
以下略 AAS



6: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:49:30.67 ID:Vt4fUra0O
一方、三年生の教室では。

にこ 「補習しんどすぎるにこ……なんで私がこんな目にぃ……ぐぬぬ」

先生 「矢澤さんが勉強を怠っているからですよ!」
以下略 AAS



7: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:50:14.26 ID:Vt4fUra0O
真姫 「……」 ペラッ ペラッ

希 (さっきは少しだけ盛り上がったけど、またすぐ静かになってしもうた……やっぱり)

真姫 「……なるほどね」 ペラッ ペラッ
以下略 AAS



8: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:51:28.39 ID:Vt4fUra0O
穂乃果 「さっき凛ちゃんがトカゲを捕まえたって本当!?」

凛 「本当にゃ」

海未 「ならそのトカゲは今どこに!?」
以下略 AAS



9: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:52:14.46 ID:Vt4fUra0O
海未 「実は生物研究部が飼っていたトカゲが逃げ出してしまって……生徒会も協力して探してるのです」

にこ 「トカゲは爬虫類ね!!」 ドヤッ

海未 「そうですが……それが?」
以下略 AAS



10: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:53:57.87 ID:Vt4fUra0O
希 「大丈夫? 真姫ちゃん?」

真姫 「えっ……?///」

希 「いや顔赤いし、熱があったら大変や」
以下略 AAS



11: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:55:23.50 ID:Vt4fUra0O
凛 「あっ! 学校の隅にある小さな沼のすぐ近くにトカゲがいるよ!」

にこ 「目良すぎでしょっ!? それってここからどれくらい距離があるのよ!?」

花陽 「でも爬虫類のトカゲが水の近くにいるっておかしくないですか?」
以下略 AAS



12: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:56:02.09 ID:Vt4fUra0O
絵里 「湖の女神さま……すごくロマンチックで素敵ね!!」 パァァ

花陽 「でもあそこが沼なら、湖の女神さまじゃなくて沼の女神さまですよね?」

にこ 「ぬ、沼の女神さま……」
以下略 AAS



13: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:56:38.02 ID:Vt4fUra0O
希 「もしかしてトマトの食べ過ぎとか? それはそれで心配やなぁ……」 ムムム

真姫 (言わなくちゃ……)

希 「とりあえず保健室に行くべきやろか、うーん、どうすればいいんや……」
以下略 AAS



14: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:57:21.70 ID:Vt4fUra0O
海未 「と、トカゲが巨大化しましたぁ!!?」

穂乃果 「ええっーーーーー!!!?」

絵里 「ちょ、ちょっと象くらい大きいわよ、こいつ!!」 アセアセ
以下略 AAS



15: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:58:04.32 ID:Vt4fUra0O
希 「うーん、やっぱり熱はないなぁ」 ムムム

真姫 「///」 カァァ

希 「ってもっと赤くなってるやん!? 本当に大丈夫なの、真姫ちゃん!?」 アセアセ
以下略 AAS



16: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:58:46.00 ID:Vt4fUra0O
ガブッ

穂乃果 「にこちゃんが食べられたぁぁぁぁ!!?」

花陽 「に、にこちゃーーーーん!!」 ポロポロ
以下略 AAS



17: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 21:59:33.23 ID:Vt4fUra0O
希 「……さすがにスキンシップが過ぎたね、ごめん真姫ちゃん」

真姫 「お、怒ってないから謝る必要はないわよ!」 アセアセ

希 「いや、ウチも焦ってたとはいえ真姫ちゃんの気持ち考えずに行動したのは本当に許されんことや。あんなことされて、真姫ちゃん嫌だったでしょ? 」 グスッ
以下略 AAS



18: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 22:00:20.23 ID:Vt4fUra0O
絵里 「ひぃぃぃぃ!! あのトカゲ、追いかけてくるわよ!?」

穂乃果 「とにかくダッシュだよ!!」

ことり 「うぅ……もう限界だよぉ」 フラフラ
以下略 AAS



19: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 22:01:27.33 ID:Vt4fUra0O
希 「それって、どういうことなの真姫ちゃん……?」

真姫 「えっ、いや、その」 アセアセ

希 「あっ、そういえばふと冷静になってみて気付いたんやけど……恥ずかしくて顔が赤くなったなら、最初顔が赤くなったのはなんで? まだ何もしてなかったはずだけど……?」
以下略 AAS



20: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 22:02:11.72 ID:Vt4fUra0O
希 (あのとき本読んでたけど……ちゃんと聞いててくれたんだ。そして、あんな顔が赤くなるくらい喜んでくれたんだ……真姫ちゃん)

希 「うぅ……」 ポロポロ

真姫 「って泣き止んだと思ったのに、なんでまた泣くのよ!?」 アセアセ
以下略 AAS



21: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 22:02:55.11 ID:Vt4fUra0O
真姫 「……よく花陽は凛の頭を撫でるのよ。どう? 涙は止まった?」 ナデナデ

希 「……///」

希 (なんか落ち着くなぁ……)
以下略 AAS



22: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 22:03:31.98 ID:Vt4fUra0O
そのとき不思議なことが起こった。

勢いよく窓に向かい、部室の一部始終を見ていたトカゲはこう思った。

トカゲ (のぞまきってめっちゃ尊いやん……!!)
以下略 AAS



23: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 22:04:20.38 ID:Vt4fUra0O
真姫 「にしてもみんな遅いわね」

希 「せやなぁ」

真姫 「……でも、逆に良かったかも。希のこと、少し知れたような気がするから」
以下略 AAS



24: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 22:08:20.08 ID:Vt4fUra0O
のぞまきが素敵だなぁ……という話でした。
(他のメンバーのトカゲとの戦いに目を背けながら)全体的にほのぼので書かせてもらいました。
また機会がありましたら、ここで近いうちに書かせてもらいます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!


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