武内P「島村さんとの距離が近いようなんです」
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4: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/12/28(火) 06:17:39.13 ID:Om8/vz+U0
卯月「……どうでしたか?」

武内P「どう……とは?」

卯月「その……この格好、どう思いましたか?」

武内P「そうですね……制服の上から大きすぎる男物の上着を羽織り、楽しそうに服の余りを確認する姿は魅力的でした。ぜひカメラに収めたい内容でしたが、制服を使う事を学校が許可――」

卯月「ぷ、プロデューサーさん! そういう意味じゃないです!」

武内P「……え?」

卯月「で、ですから……プロデューサーさんの上着で彼シャツをした私を……どう思いましたか?」

武内P「……頭を抱えたくなりました」

卯月「ええ〜〜〜っ!!」

武内P「自分が何をしているのかわかっていない様子で……実際にわかっていなくて……私だったから良かったものの、これが島村さんと歳の近い男ならどうなってしまった事やら」

卯月「ど、どうなってしまうんですか?」

武内P「島村さんの無邪気な行為を自分へのアプローチだと受け止め、あまりに魅力的な島村さんに一瞬で心を奪われ、両想いだと浮かれます。そしてそれが自分だけの勘違いだと知って絶望した事でしょう。残酷な仕打ちにもほどがあります」

卯月「そんな……大げさですよ」

武内P「私が十歳若ければそうなっていました。お願いですから気をつけてください」

卯月「……え?」

武内P「さあ、上着を脱いでください」

卯月「本当……ですか?」

武内P「……島村さん?」

卯月「プロデューサーさんが十歳若ければ、私を好きになってくれたんですか?」

武内P「え……いえ、あの。言葉の綾と言いますか」


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