神のみ:ちひろ「茶でも…いかん?」
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29:名無しNIPPER
2022/04/18(月) 02:09:10.70 ID:FZC6Gqa90
授業


教授「………あーこうであるから………」

桂馬(教授はずっと教科書どおりの事しか言わない。だから授業を受ける生徒たちはスマホをしたり他ごとをしたりして過ごしている。そして僕もまた読書をしたりゲームをしたりしている)

??「ちょっと隣いいかしら?」
桂馬「あぁ。……お前、重役出勤か」
??「まぁこの先生は出席をとらないですし、まあ私もあまり興味がないので……」
桂馬「お前も高校の時から変わらないな。高校の時もほとんど月見てたし」
月夜「そうですわね。今も月を見ることは毎日欠かさず行っていますわ」
桂馬(そう。まさかのまさか……。大学に入るまで知らなかったが月夜も同じ大学に所属し、同じ学部学科が同じ、ましてクラスも同じである)
月夜「今日は栞と一緒に朝、お茶をしてきたのですわ。そしたらいつの間にか時間が過ぎ去っていて少し遅れてしまったのです」
桂馬「少しっていうかもうあと15分で授業終わるがな」
桂馬(栞も鳴沢大学に入学し、学部学科は違うものの未だに月夜と栞は親友と言える関係を続けている)

月夜「桂馬。最近彼女との関係はどうなのですか?」
桂馬「いつもどおりだ」
月夜「桂馬の言葉は信用できませんね」
桂馬「おい」
月夜「私もあなたの言葉に迷わされた身なので……」
桂馬「おい。わざといってんだろ」
月夜「では私は今から用があるのでお先に失礼するわ」
桂馬(そういうと授業が終わるなりすぐ出て行ってしまった。全く何がしたかったのか……。というより月夜はまぁ見た目がいいため講義室に入ると男子らの目を釘付けにする。だから昔はあまり気にしなかったが周りの目が痛い)

サークル活動


桂馬(僕は大学に入ってから生まれて初めて部活に参加した。サークル名は”図書館愛好会”とまぁなんかありきたりの名前である。名前のとおり図書館を愛する即ち、本を読んだりパソコンで調べものなどなどするサークルであり、規則も緩く出入り自由という緩々なのが決め手だった。そのため時々ここでバイトをしたりする)
栞「………あの……」
桂馬(………)カチカチ
栞(…………)ソワソワ
桂馬「………何か用があったんじゃないのか?」
栞「あ、はい。………これ続き出来ましたです……は」
桂馬「……語尾が変だぞ。……見して」
桂馬(地獄と縁が切れてから1年半が過ぎたが、栞と描く物語は完結していない。というより終わる気配がない)
桂馬(…………)カリカリ
栞(………)ソワソワ
桂馬「できたぞ」サシダス
栞「あ、はひ。………どうもです」
桂馬「僕はこれで失礼する……」ガタッ
栞「……あ、あの。また来てくれ…ますよね……?」
桂馬「……この話が終わるまでは来るよ。必ず」


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