こんな恋愛がしたい  安部菜々編
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2024/04/15(月) 21:28:55.73 ID:HdnryJIo0
「う〜飲み過ぎた・・・オエッ」
今日、俺は一体何杯呑んだのだろうか。
そんな、簡単な事すら分からなくなるほど呑んだ俺は、最早歩くことさえままならず、道ばたに座り込む。
家はまだ遙かに遠く、無事に帰り着くことなど、土台無理な話である。
目を閉じれば、涼しい夜風が、酒で火照った体をそっと冷ましていく。
このままここで寝てしまえれば、どれほど気持ちが良いだろう。酔った頭で、漠然とそう考え始めたその時・・・

「あれっ?〇〇さんじゃないですか!こんな所でどうしたんですか??」
とても、懐かしい声が聞こえてきた。
「菜々・・・さん?」
「ああ〜もう、さてはお酒呑みすぎましたね?介抱してあげますから、ウサミン星まで頑張って付いてきてください!」

・・・これは、きっと夢なのだろう。行き場を失った感情が見せてくれる、優しい夢に違いない。
「あははは・・・菜々さんだ・・・!」
「ほら、もうすぐそこなんで、頑張ってください」

この辺りで、俺の記憶は一度途切れている。



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