過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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15:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:18:52.03 ID:2Z2/dwEo

「ではここで問題です」

 変わらぬ笑みを浮かべた彼女はいったん言葉を切り、

「さっきからアナタは蒼星石とドンパチしてきましたが、なんでこの体育館には傷がついていないでしょう」

 と、言った。

「!?」

 思ってもいなかったことを告げられ、瞬間的に少女の脳裏に疑問が浮かぶ。

 視界に映る範囲では、確かに、まったく壊れた部分がない。

 戦いの最中にはそんなことを気にする余裕がなかったが、これは明らかに異常だった。

 オッドアイの鋏でも床板は割れるだろう。壁も削れるだろう。

 だが自分の電撃の威力なら、もうこの体育館は全壊していてもおかしくないのだ。

「・・・・・・」

 普通の、体育館じゃなくなっていた。


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