過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/26(土) 14:33:18.45 ID:X5AOPpqso

「……と、まあこんなものを手軽に召還出来る代物なんだよ」

 まるでマッチを使って上手にロウソクに火を灯せましたー、位のノリで化物を召還せしめた少女が得意気に鼻を鳴らす。

「お前……まさか、コレ使って不良どもを伸したんじゃないだろうな?」

「むっ、失礼かも! 流石にあの程度のチンピラをやっつけるのにこんな物騒なモノを使ったりはしないんだよ!」

「そんな物騒なモノをじゃあなんでワタクシめのように無能な魔術師見習い相手に召還しやがったんでしょうか!?」

「……フン」

 何かが少女の気に障ったのか、途端に不機嫌のオーラを撒き散らしながら少女が掲げた指をゆっくりと振り下ろした。

 その動きに呼応するように目の前の羽根付き狼がギラッ! と上条を見据え……。

「って、え? ちょ、まさか……!」

「グオオオオオオオオオオオッ!!」

「ギャアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

 危険を察知し身構えると同時、覆いかぶさるように襲い掛かってきた。その巨躯は一瞬にして上条に覆い被さり、轟音を持って振られた腕は上条の身体など襤褸切れ同然に吹き飛ばす、かのように見えたのだが。


「……で、なんで貴方は全くの無傷なのかな?」




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