過去ログ - とある科学者と絹旗最愛
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3:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/04/19(火) 22:34:41.21 ID:m8/OVveo0

科学の進んだ街、学園都市。

そんな特殊な場所にも、寂れた景色というものは存在する。


「ち……降ってきやがったか」


第19学区のとある小道は、まさしくそんな場所だった。

おまけに、まだ昼過ぎにもかかわらず雨が降り出した所為で辺りは暗い。


「止みそうにねーな、クソッタレ」


たった1人、小道を歩いていた男が足を速める。

悪路故かすぐに道に溜まった泥水が白衣に跳ね上がるが、男は微塵も気にせずバシャバシャと音を立てて駆けた。

白衣。

男は科学者だった――それも極めて優秀な。


その名を、木原数多(きはらあまた)と言う。



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