過去ログ - 上条「俺の仲間に手出してんじゃねえよ!!」
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5:以下、名無しにかわりましてムア○ル・アル・カダフィ大佐がお送りします(大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国)[sage saga]
2011/05/08(日) 18:24:45.97 ID:oNawKIUu0
序章  運命の選択の結果   the Girl_Sad_Feeling
 
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「ああああッ!」

御坂美琴は絶叫しながらベットから跳ね起きた。
 息が荒くなっているのが自分でも分かる。
 
(ゆ…夢か……)
 
頭の中が、鐘のようにガンガンと鳴っていた。
隣を一瞥すれば、ルームメイトの白井黒子がよだれを垂らしながら眠っている。
時々「お姉さばばばばばば」とか叫び始めるのが恐ろしい。
それを眺め、御坂美琴は大きく息を吐いた。
ずっと悩み事にくれている自分が馬鹿みたいに思える。

今日は、11月20日。
 第三次世界大戦終結から二十日以上経った今、
学園都市には平穏が戻り、学生たちは穏やかな日々を過ごしていた。
 
だがしかし、常盤台のエースが取り戻した平穏はそんな甘くはなかった。 
ロシアから帰ってきた日は、寮監に学校を辞めたいですとまで告げた美琴だったが、
 白井の必死の説得の結果、常盤台に通い続けることを決めた。

しかし、何日も寮から抜けて、さらには学校に来ていないとなると
寮監の制裁だけでことが済むわけがない。
だが、美琴のあまりの精神変化を見た寮監が学園長に話をつけてくれたようで
五日間の外出禁止だけで済んだのは奇跡だった。
普段は喜ぶべきことだが。



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