過去ログ - 上条「俺の仲間に手出してんじゃねえよ!!」
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6:以下、名無しにかわりましてムア○ル・アル・カダフィ大佐がお送りします(大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国)[sage saga]
2011/05/08(日) 18:26:55.89 ID:oNawKIUu0
この夢を見たときは、いつも少し起きて彼の事を考える事にしている。
美琴はベットから降り、寝室に備え付けの窓を開ける。
夢のせいで汗ばんだ体に、夜風が心地良くあたった。

まだやる事が有る。
 そう言って要塞の奥に駆け出して言った少年。
 
          リアル
そう。神様の造った現実は、優しくも温かくもなかった。
 学園都市は終戦後、一人の犠牲者も無かったと報道したが、それは情報の隠蔽であると彼女は知っている。
 実際に非正規部隊は何人も死んでいるし、超能力者の彼女が調べれば簡単に入手できる情報だったりした。
 第一生存していれば、彼が学校に来ていないなどありえない話だろう。
 自販機の前で一日中待つ、という方法で彼を待ってみたこともあったし、
あらゆるサーバーや監視カメラにハッキングをしても結果は同じだった。
 
なにをしても、どうあがいても、恐らく彼は、もういない。



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