過去ログ - フレンダ「結局、全部幻想だった、って訳よ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/17(火) 23:51:59.06 ID:SnBkuMDlo
 注意書き。

・この作品はif作品です。設定もろもろが原作基準ではありません。
 ですが、原作部分の都合のいい部分のみ抽出している部分もあります。つまりご都合主義設定です。
 より、原作を読んでいることを前提で作っています。これから見る予定で、未だに見ていない人は原作のネタバレ要素にご注意ください。
 尚、外伝(漫画版『とある科学の超電磁砲』を除く)はその限りではありません。

・上記の通り、if作品なので人物関係に齟齬があります。
 また、能力にも若干の齟齬が見られる可能性もあります。

・人によってはNTRを感じるかもしれません。カップルに拘りがある方はお帰りください。

・スローペース不定期更新です。

 以上を踏まえた上でどうぞご覧になってください。


2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/17(火) 23:52:25.05 ID:SnBkuMDlo
 少女は駆ける。
 周りを走る遅刻しそうな学生と同じように。
 少女はただ駆ける。


以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/17(火) 23:53:19.07 ID:SnBkuMDlo
 少女は疾走する。
 目的は別に遅刻の回避というわけではなく。
 少女はただ疾走する。


以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/17(火) 23:54:21.54 ID:SnBkuMDlo
 少女は細い金髪の髪を揺らす。
 相当な速度で駆けている彼女のそれは後ろに流れ、しかしチョコンと乗っかっているベレー帽はその頭から落ちることはない。
 そして少女は遂に自らの視界に捉えたつんつん髪の少年に対してスパートをかけ――――


以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/17(火) 23:55:08.07 ID:SnBkuMDlo
上条「『どうしよっかなぁ』って、お前な……」

フレンダ「そんなことよりさ、結局当麻は遅刻しそうな訳だけど走らなくていいの?」

 呆れて頭をポリポリと掻く上条にフレンダは問いかける。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/17(火) 23:56:01.99 ID:SnBkuMDlo
上条「は?……え?」

 何が起こったのか理解が追いつかないのは上条だ。
 鞄を投げた様子もないし、別に地面に落ちたというわけでもない。
 ならば背中に何か取り付けるものがあるのかといえば、彼女にそんなものはないだろう。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/17(火) 23:57:57.91 ID:SnBkuMDlo
 とりあえず初回は導入……プロローグのみ。
 どうみても上フレです、本当にどうもありがとうございました。アイテムは浜面とペアしか認めない人は回れ右をおすすめします。
 >>1にも書いたとおり、スローペース不定期更新です。
 それでもよろしければ、末永くお付き合いいただけると幸いです。


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]
2011/05/18(水) 00:00:25.45 ID:JjJaHhuf0

上フレだと……いいぞ、もっとやれ


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/18(水) 00:14:48.56 ID:f6Df46tBP
上条がntrれるのかフレンダがntrれるのか、それが問題だ


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/05/18(水) 00:46:07.25 ID:pwAjA1PA0

セルヴェルンはわざとなのか?


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/18(水) 02:31:37.29 ID:DTfTngWDO
フレンダが最近増えて喜ばしいこと限りなし


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/18(水) 06:26:14.52 ID:gt3CHXnzo
 >>9
 いえ、以前に上滝でやったとき、その時点で滝壺は浜面と付き合っていないのにntrを感じる人がいたので一応注意を書いただけです。

 >>10
 ……おぉう……
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2011/05/18(水) 11:04:28.46 ID:8AEdfh+L0

上フレやったぜ

>>1はもしかして「AIMストーカーだから」の人?あれ面白かったよ。


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]
2011/05/18(水) 12:34:31.17 ID:JzxftZCAO
期待してる


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/19(木) 21:22:28.58 ID:Kkb6Vddso
 >>13
 何故バレ……って普通にばれるね、上滝なんて酔狂なSS書いた人なんて俺以外に見たことないし!
 ともかく。ありがとうございます、楽しんで頂けたなら幸いです。


以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 21:41:00.39 ID:Kkb6Vddso
 走る、走る、走る。
 荷物を持たない上条は遂に学校前最後の直線に辿り着いた。
 そのすぐ後ろをフレンダが追う。本当に女子でどうしてここまで体力があって自分についてこられるのか少しばかり不思議に思うが、しかし――

上条(――もう、九年前だもんな)
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 21:56:22.56 ID:Kkb6Vddso
 校舎の解放された窓から流れこんできた風が、一枚の紙を滑らせる。
 おそらくは予鈴を聞いて急いだどこかのクラスの担任が落としたプリントだ。
 そのプリントはピタリ、と丁度上条の踏み込んだ足元で止まった。

上条「っ!?」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 22:12:20.53 ID:Kkb6Vddso
 一瞬の暗転の後、気がついたフレンダは自分が壁に激突したことに気がついた。
 背中とお尻がひりひりする。一体どういう状況で壁にぶつかったのやら。
 廊下にはバラバラと、教科書やら筆箱やらパソコンやら、上条から預かった鞄すらも落ちていた。

フレンダ「いっけない、ちゃんとしまったのに」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 22:20:49.92 ID:Kkb6Vddso
 理解が追いつくと同時、なんだすごい音だ、何かあったのか、と既に配置についていた教師陣が教室から顔を出す。
 その教師たちが見たのは、つんつん頭の少年が金髪碧眼の少女の股に顔を近づけている状況に他ならない。

フレンダ「…………っ!」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 22:51:18.08 ID:Kkb6Vddso
 ■   □   ■


幼女「えーっ、それではHRを始めますですよー」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 23:03:37.34 ID:Kkb6Vddso
 その青髪の言葉に小萌は僅かながら動揺する。

小萌「え、えーっと、青髪ちゃん。冗談でもそういうことを言っちゃダメですよ?」

青髪「冗談なんかじゃなく、ボクァ結構本気でいってるんやけどなぁ……先生ちっちゃくて可愛いし」
以下略



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