8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/06/01(水) 21:25:15.38 ID:H6/cO81AO
はやては夕飯が並べられた食卓に視線を落としながら申し訳なさそうに言うと、「別にはやてが気にすることじゃねーんじゃねーの?」と鶏肉を美味しそうに咀嚼したヴィータが言った。
「そうかなぁ?」
「そうですよ、それに主はまだ小学生です。一人暮らしをしていたと言えども、このような話は余り縁の無い事のように思えます。」
優しく語りかけてくれたのはシグナムだった。
シャマルがそれに続く。
「八神家はおじ様が財産管理をやってくれるから安心ですしね。」
「まぁ…そうやなぁ。」
苦笑しながらもはやては何となく納得したような表情を見せた。
今こうして大切な人達と暖かい食卓を囲めているのは、自分では持て余すであろう八神家の財産を管理し、お金を送ってくれている「おじさん」ことグレアムのおかげだということを再認識し、心の中で感謝してはやては再び箸を動かした。
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