過去ログ - 佐天涙子「何この子カワイイ!!///」ギュッ 真庭人鳥「うわっ!?」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/25(土) 00:26:25.51 ID:SF807S7Y0
「ちょっと!待ってください佐天さーん!!」

初春は叫ぶ。

しかし、彼女のいう事なんて聞く耳も持たずに全力疾走する佐天。

しょうがないので、佐天が走っていった方へついて行く。

途中で、「何この子カワイイ!!」「うわっ!?」という声が聞こえた。

……嫌な予感がする。例えば人に迷惑をかけているとか。

100mぐらい走った気がする。

やっと佐天に追いついた。

「佐天さん、やっと追いつきました…ゼィ…ゼィ…。………あの……佐天さん?」

佐天は、地面にペタンと座り込んでいる。

初春からは背中からしか見えないので、正面の事がわからない。

「…あの…佐天さん?」

再度、初春は彼女を呼んでみる。

すると、佐天はいきなり初春を向いた。

「初春!!」

「………なんですかぁ……」

どうせまた、変な事なのだろう、溜息交じりで初春は答えた。

そんな初春を全く気にせず、佐天はあるものを見せた。

「この子カワイイ!!」

「」

初春が見たものは、佐天の胸に抱えられている子供だった。

「このちっこくい体!!つぶらな目!!キョロキョロした感じがたまらなく愛くるしい!!」

佐天は子供に頬ずりする。

「…ぅわっ!!…や、やめてくださいっ……!」

「初春!!この子、チョーカワイイ!!」

目をキラッキラさせて訴えてくる佐天。

「………佐天さん……」

初春はそんな佐天を無表情で見下ろす。

「………」

そんな彼女の表情とは逆に、子供の表情はパァァアと明るくなる。

その時、子供は、きっとこの人が助けてくれると確信したのだろう。

しかし、そんな夢は砂の城の如く崩れ去る。

「この子!すっごく可愛いです!!」

「………へ?」

つい素っ頓狂な声を上げてしまった。

「佐天さん!この子可愛いです!!ほっぺたをスリスリしたいです!!」

「ぇええ!?」

「だぁめ、この子は私のものですぅ〜」

「もう佐天さんったら」



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