過去ログ - 垣根「しょたなおれとー」麦野「お姉さん」
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2:1  ◆H0UG3c6kjA
2011/09/11(日) 23:32:25.83 ID:zgjsJQJU0

垣根帝督は困惑していた。
何故なら、状況が把握しきれなかったからである。

垣根帝督は混乱していた。
何故なら、現在の状況が信じられないようなものだったからである。

垣根帝督は懇願していた。

垣根(誰か飯くれよ…飢え死にしちまう)ぐすっ

何故なら、彼は今五歳位の幼児の姿にされており、真冬の公園にちょこんと置かれた段ボール内、にっちもさっちもいかなくなっていたからである。

垣根(とりあえず第一位にボコ殺られたところまではわかってんだよ…だが、それ以降がさっぱりだ)

ちなみに彼が五歳児状態で、『ひろってください』と書かれた段ボールに入っているのは、ひとえに☆の気まぐれのせいであったりする。
無論、今の垣根にその発想は無い。
訳もわからず、寒さに震えているだけである。

垣根(クソ寒ぃ…)じわっ

幼児にとって真冬の寒さは、あまりにも過酷過ぎるものであった。
もはや泣きそう。というか死にそう。
彼を更に追い詰めるかのように、とうとう雪まで降り始めてしまった始末である。


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