過去ログ - とある神父と禁書目録
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8:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/25(日) 22:39:30.10 ID:21JsyUv70


「アレイ、スター? …………っ!」


思わず崩れ落ちた男の背中に駆け寄りそうになって、ローラは自分で自分の頬を
力の限りはたいた。
親子の情などあるはずがない。
搾りかすの一片とてもはやこの血潮には残っていない。
そう、必死で頭の中で反芻する。



『無限の愛』に触れてなお、傷付けてでも守る覚悟を貫ける適格者に敗れる。

宿主を守り通したいという『感情』が、『法の書』を紐解く選択肢を突きつける。

原典を山のように読み込ませることで、『法の書』の読解が叶うまでにその『魂』を
研ぎ澄ます。

『記憶』の中の無数の情景から逆算して、科学のパーツも魔術のパーツも等しく、
いとも容易く創造する。

これらすべてを、融合の日であると世界に認識された『七月二十八日』が後押しする。

そして『神』を『浄』化する存在が産み落とされ、十字教の時代が――――否、既存する
すべての宗教の時代が終わる。


    オ シ リ ス              ホ ル ス
『人が神に隷属する時代』が終わり、『人が神になる時代』が訪れる。






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