過去ログ - 上条さんがお姉さん方に虐められるようです
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2012/03/02(金) 20:12:45.17 ID:LJeFQEUNo
嬉しそうに、足をじたばたとさせながら笑いさざめく。生徒の方は手の甲を押さえながらも、必死に蹲るのに耐える。
また、その手には、どちらにも火傷の痕が点在し、そして、それら全ての痕は直径1cm程度の小さな円の形をしていた。

「それじゃあ、採点していきますねー」

机から紙を取ると、自分の方へ用紙を向け、赤色のペンを取り出す。

「上条ちゃんは相変わらず字が下手ですねー。駄目ですよ? 大人になってから苦労しますから。そうだっ! 
今度は「字」も見る事にしましょう! ね? その方が上条ちゃんのためになりますから」

蔑みながらも、にっこりと用紙に目を向け、そう話す。

「ふむふむ。おぉ! すごいのです! 『一つ』しか間違いが無かったのです!」

驚嘆しながらその言葉を強調する。その馬鹿にしたような反応に対し、生徒の方は、特に反応もせず、気付かれない程度に眉を顰めた。

「でもぉ、残念ながら、間違いは間違いなのです。ですから、『罰』を与えなければなりませんね」

口惜しい言い方で、残念そうな表情をしつつも、口調自体は軽く、何故か嬉しそうであった。その一方で、生徒の方は左の掌を上に向け、目を瞑る。

「じゃあ、行きますよー」

その赤いペンを振り上げ、ブスッ、っと

「っづぅぅぅ!!!!!!」

突き刺した。



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