過去ログ - 垣根「君が教えてくれた花の名前は――」
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21: ◆1yXtrQq8OHOj[saga]
2012/11/21(水) 01:15:36.14 ID:uvc+WRweo


〜〜〜

「はぁ……はぁ……なんでだなんでだ……」

『ふむ、見違えたよ。垣根帝督』

「くそっ、やめろやめろやめろ」

『ほう、彼もレベル5の可能性が?』

「なんだよなんだよなんでなんだよッ!」

『見てしまったか……ならば君には暗部に入ってもらう。……最後に情けをかけてやろう、一つだけ願いを聞いてやる……なんだと?
絹旗……絹旗……あぁ、あのガキか。
わかったいいだろう。あの子は暗部なんて関係ない明るい綺麗な世界で生きれる事を保証しよう』

「な、んであの野郎が暗部なんてもんにいやがるんだよ……約束は……どぉなったってんだ……」

自宅近くの路地裏へ、無様に落ちる。

「クッソ……クッソ……なんなんだよマジで……俺ぁ……なんのためにこんなクソみたいなとこに堕ちたってんだよ……あのバカモアイのやつ……」

七年ぶりに見る絹旗はまだ幼さは残るが、しっかりと成長していた。

「あいつと別々のところに引き取られたのは確か11くらいの時だったよな……そん時、あいつは7歳だった気がするから……つまりあいつまだ14か?
……14のガキに『どこでヤった女だ?』とか聞いたの?俺、最低過ぎね?」

何かしていないと落ち着かないのだろう。
垣根は一人で喚き散らす。


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