過去ログ - 透華「この裸単騎には魔法が掛けてありますわよ!」衣「片腹大激痛!」
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11: ◆ttcnBecwyw[sage saga]
2013/02/08(金) 04:24:22.63 ID:hofuWirs0


透華「ところでハギヨシ」

萩原「何でしょうか」


帰りの車の中、運転する萩原に透華は声を掛けた。先ほどの話に、若干の引っ掛かりがあったので、それを解消してしま

おうと思ったのだ。


透華「あなた、赤木という人と会ったことがありますわね?」

一「えっ? ハギヨシさんが?」

萩原「どうして、そうお思いになられましたか?」

透華「仕えている執事のことですもの、丸わかりですわ。先ほどの、ただ調査結果を説明しているにしては少々私情が混

ざっていましてよ」

萩原「ご慧眼、恐れ入ります。確かに、私は1度だけ彼の対局を後ろから拝見したことがございます」

純「へー。どんな感じだったんだ?」

萩原「そうですね、奇にして妙、加えて強運と豪胆。見ていて実に面白い打ち手でございました」

透華「なんだか楽しそうに見えますわよ、ハギヨシ?」

萩原「――そうでございますね。恥ずかしながら、もう一度あの闘牌を見ることができると思うだけで少々童心に帰る思

いです」フッ

一「……」
純「……」
智紀「……」

透華「……本当に、なんというか、珍しいですわね」


いつも穏やかな表情を崩さない萩原が、今日はいつもより少々表情の変化が豊かである。悪くはなかった。しかし新鮮で

あることは間違いない。



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