過去ログ - クリスタ「ユミルを好きになるお話」ユミル「ほう」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 16:23:42.48 ID:Xi4wfY2R0
「ええ、けっこう仲は良い方なの」

「鈍いのねえ……あのユミルって人、あなたのこと恋愛対象として見てるんじゃないかってこと」

「恋愛対象って……私達同性だし」

「あらら、脈はなさそうねえ……」


言っている意味がよく理解できない。彼女の言わんとしていることに追いつけない。


「聞いてみたらいいのよ」

「そんなこと聞けないよ……」

「本当だったら嫌?」

「嫌って言われても……」

「興味ない?」

「よく分からない。もしかして、退屈しのぎにからかってるの?」

「……そういう風に聞こえたならごめんなさい。オーケー、この話は止めましょう。てっきり相思相愛だと思ってたから。それならそれでいいの」


会話はそこで終わった。彼女は喋りすぎたから疲れたと言ってまた横になった。ユミルは私を大切に扱ってくれていると思う。
だからと言って、そこに何か特別な感情があったとして、私とユミルの関係が何か変わるのだろうか。


好奇心が小さく芽を出した。





療養最終日。

昼にリハビリがてら軽い訓練をする、と看護の者に言われ、戦闘服に着替えて外に出た。
なぜかユミルも一緒だった。訓練は彼女が付き添うとのことだった。



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