過去ログ - クリスタ「ユミルを好きになるお話」ユミル「ほう」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 16:25:48.01 ID:Xi4wfY2R0
「ユミル? あなた、自分の訓練は?」

「ああ、パン娘が一人二役してるから大丈夫だ」

「そんな無茶な……ユミル、無理をしないで」

「私は好きなようにやってるだけなんだよ」

「それなら……いや、良くないよね」

「いいからつべこべ言わず、歩け」


ユミルが私の両手を引っ張って、誘導する。歩くたびに右足が痛むが、初日よりも大分ましになった。


「痛みにびびって、今は動きが遅いが、慣れたら早くなる。次は跳躍と早歩き」


確かに強い踏み込みを恐れていたが、案外痛みはなかった。


「ユミル、これなら私すぐにみんなの所に戻れるかも……」

「……戻んなくてもいいぞ?」

「何言ってるのよ……次は何をすればきゃあ!?」

「クリスタ!」


ごつごつした地面に突っ伏したのに痛みは不思議となかった。下に柔らかな感触。目を開けるとユミルが自分の下敷きになっていた。


「おまえ、ホントまだ戻らなくていいわ……」

「ご、ごめんなさいユミル! 今、退くから……」


彼女から離れようと、体を浮かせようとした。すると、腕が何かに引っ張られて、


「ユミル……? 重たいでしょ?」



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