過去ログ - モバP「ウサミンロボの遁走」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/10(月) 05:31:14.90 ID:R632hej80

まゆ「それじゃあ、次はまゆからですねえ」

そう言うと、リボンの少女が取り出したのは小さな袋。
ツインテールの少女も合点がいったようにそれを受け取ります。

晶葉「ありがとう、今ここで付け直してもいいかな?」

まゆ「あら、よく解りましたねえ。まだ中に何が入っているか言ってませんよ?」

晶葉「解るさ、じゃあちょっとまゆさんこっちに来てくれるかな?」

そう言って、リボンの少女とツインテールの少女が洗面所の方に向かいました。
少し間を置いた後、ツインテールの少女は新しい真っ白なリボンをつけて戻ってきました。

モバP「おお、なんかちょっと新鮮だな」

幸子「もうちょっと気の利いたこと言えませんか?プロデューサーさん」

モバP「うん、何時もの衣装は赤だけど今度は白も入れてみよう」

ショートカットの少女は少し呆れた様子でした。
その後に、新しいリボンをつけたツインテールの少女に向かってこう言いました。

幸子「よく似合っていますよ、晶葉さん」

晶葉「あ、ああ。ありがとう。なんだか落ち着かないものだな」

少し控えめにフリルのついたリボンを揺らし、ツインテールの少女が言いました。
普段は余りそういったものをつけないからか、少し照れている様子でした。

まゆ「晶葉ちゃんはかわいいんだから、照れなくてもいいんですよ?」

菜々「そうですよ、ビビっと来てます!」

モバP「いつも結構フリルとかついた服着てるじゃん、晶葉」

晶葉「バッ!馬鹿!余り変なことを言うな!」

幸子「プロデューサーさんって結構空気読めないって言われません?」

モバP「おう、何でか知らないけど幸子によく言われる」

菜々「いつもかわいいお洋服を着てても白衣で隠しちゃうんですもの。プロデューサーさんの前では別みたいですけど」

メイド服の女性が少し意地悪そうにそういうと、ツインテールの少女は顔を真っ赤にして俯いてしまいました。
それを見てリボンの少女が追い打ちをかけるように言います。

まゆ「今度、皆と一緒にお洋服を見に行きましょうね♪」

幸子「ボクの行きつけのお店を紹介しましょう!」

菜々「わあ、楽しみですねえ♪」

モバP「俺も……」

幸子「モバPさんは荷物持ちに決まってるじゃないですか」

まゆ「晶葉ちゃんもプロデューサーさんにはかわいい所見てほしいですもんねえ?」

菜々「あ、そろそろオーバーヒートしそうですよ」

さっきよりもさらに顔を真っ赤にしてツインテールの少女が俯いています。
十分可愛いのに、彼女は自分の容姿に少しまだ自信が持てないようです。

モバP「かわいいんだから別にそんな照れなくてもいいのになあ」

あ、爆発しました。




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