過去ログ - 聖杯「ドキッ、俺の嫁だらけの聖杯戦争」
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6: ◆/BOOdg/227Cw
2013/06/27(木) 19:06:23.56 ID:RpiyP+gLo
遠坂凛とランサーを狙い続けた攻撃が止んだ
キリリリリと耳障りな金属音と共に、ライダーが校庭の隅の一点目指す
凛が何をと呟こうと口を開いた時、ランサーの声が響いた
「マスター、あそこに誰かいるわ」
言うが早いか、ランサーもライダーを追う
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/27(木) 19:07:39.42 ID:TWveFUKu0
メール欄にsagaって入れれば規制が解除されますよ
sageじゃなくてsagaです。


8: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/06/27(木) 19:28:52.77 ID:ZYHEwz5ao
予想通り、凛が追いついた時には、全て終わっていた
ライダーはもうすでにそこには居ず、ランサーは申し訳なさそうな顔でそこに佇んでいる
その足元には、血の池を広げていく、倒れ伏した男
「まだかろうじて息があるわ、治してあげる事は出来る?」
ランサーの言葉に頷く、俯けに倒れている男の背中には、心臓にまで達している傷があった
以下略



9: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/06/27(木) 19:56:35.64 ID:pH3NLrsto
治療を施すと、男の息は随分と落ち着いた
こんな時間まで学校にいた人間は、一体誰だと疑問に思い、凛が男の顔を覗き込むと、それは見覚えのある、衛宮士郎のものであった
納得と後悔と安堵、彼ならこの時間に居てもおかしくない、彼を巻き込んでしまった、彼を助けることが出来て良かった
くすりと笑い、凛は士郎を横たえたまま立ち上がる
放っておくの? というランサーの問いに、凛は微笑みながら、ええ、と答える
以下略



10: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/06/27(木) 19:57:15.43 ID:pH3NLrsto
とりあえずここまで

>>7
あざっす、最近書いてなかったから忘れてた


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/27(木) 20:07:46.99 ID:5cwo0Varo
とりま乙したー

行間を空けてくれると嬉しいかな

それにしても、とんでもねぇ風呂敷やな・・・


12: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:12:51.09 ID:5yr94hGBo
衛宮士郎は校庭の片隅で目覚めた

一瞬、体に痛みが走ったが、どこをどう確認しても、怪我などは無い

ただ校庭で寝ていた、その状況以外には、何もおかしい所は無い
以下略



13: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:31:22.90 ID:rA8Mnvkko
衛宮士郎が半ば夢を見ているような心持で歩いている後ろを、一人の男が歩いていた

明らかに現代の服装ではない彼に、衛宮士郎は気づかない、気配遮断のスキルを持つアサシンに、気づけるはずも無い

もっとも、アサシンのクラスを与えられこそしたが、彼にとって気配遮断が特別得意というわけでは無い上に今は気を抜いているので、サーヴァントがこの場にいれば、彼を知覚する事は容易だ
以下略



14: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:39:32.64 ID:Ul/B5YkQo
そんな事を言いながら、彼は銃を構える

言ってから、せめてもう少しマシなマスターに鞍替えするのも、案外アリだとアサシンは考えた

何にせよ、さっさと任務を終わらせよう
以下略



15: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:45:52.78 ID:fcAyaNvro
衛宮士郎にとって、突然の銃声と、自分の体の状態は、夢の続きのように思えた

だが、頭に先ほどの記憶は無いが、体は比較的覚えていたらしく、必死で逃げる選択肢を条件反射のように選ぶ

右足は、右足の形をしていない
以下略



16: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 11:54:55.94 ID:IENA9NmUo
アサシンは、驚いた顔で自分の銃を見ていた

サーヴァントとして呼ばれた以上、人ならざる力になっている事は分かっていたものの、まるで風船を撃つかの如く、人間の体が弾け飛ぶとは思っていなかった

もっともエインフェリアにった時点で、そもそも人では無かったが
以下略



17: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 12:08:10.93 ID:a6YV92s/o
しんとした土蔵の中に、衛宮士郎の息づかいが響く

何か、状況を打開するものは無いかと、探していると、土蔵の扉の所に男が現れる

直感的に、それが先程の攻撃の相手だと、衛宮士郎は感じた
以下略



18: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 12:15:07.23 ID:sefElE3Ho
銃弾と、衛宮士郎の間に、少女が現れる

少女は銃弾を避ける事なく、アサシンへと走り、当然のように銃弾の雨をその身に受けた

だが、少女の華奢な身体は、衛宮士郎のように弾け飛び、貫かれる事はなく、銃弾の傷跡も、瞬く間に治っていた
以下略



19: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/04(木) 12:16:38.16 ID:sefElE3Ho
ここまで、多分夜にも書きます


20: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/08(月) 17:04:05.35 ID:sK/rKWtJo
「くっ……!?」

と咄嗟に急所から攻撃をずらしたアサシンが呻く

よろけながらも、迫る追撃を避け、扉から外へと飛び出す
以下略



21: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/08(月) 17:11:35.53 ID:FgFarzvco
衛宮士郎の意識が消え行く中、白いマントが翻り、少女が衛宮士郎へ駆け寄る

君は、と掠れた声で衛宮士郎が問うと、少女は笑いながら言った

「あたしはさやか、正義の魔法少女、美樹さやかだよっ!」
以下略



22: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/08(月) 17:30:04.21 ID:AkE+GBHoo
目が覚めた時、衛宮士郎はいつもの様に部屋で寝ていた

一体何処までが夢だったのか不安になり、慌てて起きると、両脚はたしかに、健全な形で繋がっていた、意思の通りに動きもする

だが、昨日から着たままらしい制服のズボンは、昨日の記憶のまま無残な姿になっており、乾いた血がついていた
以下略



23: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/08(月) 18:05:35.54 ID:ItrMwAXto
探す手間などほとんど無く、むしろ気を抜けば気づかず通り過ぎてしまうような光景の中に、彼女は居た

というか、当然のように居間でテレビを見ていた

「あ、起きた? おはよう、マスター」
以下略



24: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/11(木) 17:38:53.19 ID:LwaJfZ9Bo
「マスターの名前は何て言うの?」

席につき、一体何から聞けばいいのか戸惑っていた衛宮士郎に、美樹さやかは言った

「衛宮士郎だ。君は……たしか昨日はミキ……」
以下略



25: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/11(木) 17:51:48.36 ID:b4xjZv0qo
聖杯戦争とは、魔術師と魔術師に召喚されたサーヴァントのチーム七つが戦い、最後の一チームになった時に、なんでも願い事を叶える聖杯に願いを叶えてもらう戦い

そして、昨晩士郎を狙った男は、サーヴァントの一人、おそらくアサシン

サーヴァントには七つのクラスがある、セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、そしてバーサーカーの七つ、それらにはそれぞれ名前の通りの特徴がある
以下略



26: ◆/BOOdg/227Cw[saga]
2013/07/11(木) 18:06:24.00 ID:JtrWcCQQo
「じゃあ、昨日見たあれも、夢なんかじゃ無くって……」

美樹さやかから説明を聞いていた衛宮士郎が、夢だと思っていた光景を思い出す

「どういう事?」
以下略



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