過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十二巻
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6:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2013/07/30(火) 14:51:41.22 ID:QW8tj7G2o
ゆかりん〈つまり……。おにいさんは馬車にのるほうがいいといってるんですね〉

ヨシュア〈はい。ゆかりんさまはどうお考えでしょうか〉

ゆかりん〈馬車がとおったのは運がいい。わたしたちのパーティは特にいそいでいる〉

ゆかりん〈おにいさんにさんせいです。乗りましょう〉

ヨシュア〈はっ!〉

シビリン『ハっ!』ピシピシ

ヨシュア(むう…)タジタジ


ゆかりん「わたしたちものせてください。わたしたち全員で3,000ゴールドですか?」

御者の男「カボチ村跡からポートセルミ三名なら3,000ゴールド。前払いになるが…」

*「ブルルル」キョロキョロ

シビリン『シゃベれる?』ペシペシ

*「ヒヒーン!?」ブン!ブン

御者の男「おっとっと。よしよし。こら、困るよ」グッグッ

ヨシュア「すまなかった。許してくれ。……ほら。馬を刺激してはいけないんだ」ダッコ

シビリン『ワあー?』ブンブン


ゆかりんは御者の男に3,000ゴールドを手わたした。

御者の男「……………。3,000ゴールド、確かに」ゴソゴソ

ゆかりん「なにかを企み3日以内にポートセルミにつかなかったら覚悟してください」

ゆかりん「わたしも馬車はそうじゅうできるし、ここで奪い取ることだってできます」

ゆかりん(ほんとうは、うま二頭だての馬車は経験ないけど。むずかしいのかな)


御者の男「…肝に銘じよう。だが安心してほしい。私の拠点はポートセルミなんだ」

御者の男「でないと仕事にならない。それにポートセルミの客が今も二名乗っている」

ゆかりん・ヨシュア「!」

御者の男「歳の離れた学者の夫婦らしいが、旅慣れていないようで苦労しているな…」

御者の男「…とにかく出発しようか。さあ、荷台に乗ってくれ」


ポートセルミへの旅 1日目  カボチ地方 平野  幌馬車 荷台


ダダッ ダダダッ ダダダッ ガラガラ

シビリン・ゆかりん・ヨシュア『「わあー!?』」ゴロンゴロン

シビリンたちはころがってもつれた!


シビリン『スぐしュッぱツしたねー。ウごケない』ウネウネ

ゆかりん『シビリンの手が、からまってるんだよ。シビリンを…ほどかないと』ペタペタ

ヨシュア(御婦人である勇者さまと密着している。何という事だ…「…くっ…」ペタペタ

ゆかりん・ヨシュア「!?」

ゆかりん「ごっごめんなさい!?」カァァァ

ヨシュア「申し訳ありません!!」ダラダラ

シビリン『ナんカオモしロイねー!!』ウネウネ

ゆかりん『シビリン!こういうことしちゃダメなの!ちゃんとほどいて!』カァァァ グイイッ

シビリン『ウー!ゆかりんスごイチかラだヨ』ウネウネ


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