過去ログ - 上条「おまえは誰だ?」 カヲル「僕はカヲル。運命を仕組まれた子供さ」
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365: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/27(木) 18:00:02.13 ID:KvL18XR40
すぐ目の前に現れたのは、全開にされたヘブンズドア。
その奥に見えているのは、十字架に磔にされているリリスと、

両膝を突いた初号機であった。

以下略



366: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/27(木) 18:00:40.89 ID:KvL18XR40
御坂「当麻!」

御坂は駆け寄り、上条の体を抱きかかえる。
自分の制服に血がにじむのもかまわず、抱きしめる。

以下略



367: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/27(木) 18:01:19.64 ID:KvL18XR40
アスカ「ミサト、使徒殲滅を確認したわ」

アスカはこみ上げる吐き気をこらえつつ、発令所に報告を入れる。

ミサト「了解。こちらもパターン青の消滅を確認したわ。総員、第一種警戒体制に移行」
以下略



368: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/27(木) 18:03:14.76 ID:KvL18XR40
そんな姿を見て、アスカは拳を握りしめる。

何もできない自分が悔しかった。

できるなら、御坂のもとに駆け寄って抱きしめてあげたい。
以下略



369: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/27(木) 18:03:49.44 ID:KvL18XR40
カヲルが死亡したことで、使徒は殲滅された。
サードインパクトは回避され、人類滅亡は回避された。

にもかかわらず、なぜ、こんなにも嫌な予感が自分の体を駆け巡るのか。

以下略



370:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/27(木) 19:22:35.80 ID:mGtnWLQ90
石田=オッレルスになる可能性もあるけどオッレルスに石田は合うのか?


371: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:45:42.06 ID:wOoOUVz00
第17使徒報告書(簡易版)

本日午前0時37分ごろ、ネルフ本部セントラルドグマ弐号機ケージにおいて、ATフィールドの発生を確認。
分析パターンの結果、パターン青を観測。
第17使徒を確認した。
以下略



372: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:46:16.43 ID:wOoOUVz00
ネルフ本部 司令室

冬月「おおむね、問題はなさそうだな」

冬月は先ほど出来上がったばかりの報告書を読み、呟いた。
以下略



373: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:46:48.05 ID:wOoOUVz00
冬月「最後の使徒は殲滅された。あとは補完計画を待つだけだな」

ゲンドウ「ああ、我々の願いがかなう日も近い」

冬月「いつだ?」
以下略



374: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:47:35.72 ID:wOoOUVz00
冬月「委員会の連中がお前を呼んでいたが、どうするんだ?」

ゲンドウ「出る。話しておかなければならないことがあるからな」

冬月「何を今更。我々と彼らはとっくの昔に袂を別っただろう」
以下略



375: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:48:19.99 ID:wOoOUVz00
一人ぽつんと取り残された冬月は、ぼんやりとゲンドウの机の上を眺める。

書類やコーヒーカップなどが無秩序に置かれている。
その中で、あるものが冬月の目を引いた。

以下略



376: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:48:54.95 ID:wOoOUVz00
冬月「あの時から、碇は変わった。君のために、ありとあらゆるものを犠牲にした」

写真の中の彼は、やや照れくさそうな表情をしている。

冬月「だが、今の碇を、息子を、世界を、君は受け入れることはできるのかね?」
以下略



377: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:49:45.00 ID:wOoOUVz00
綾波レイはネルフ本部のとある通路を歩いている。

カヲルの事件が収束してから数時間。レイはゲンドウとともに初号機の洗浄・修理作業を見守っていた。

全使徒を殲滅した後に行われる「人類補完計画」。
以下略



378: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:50:25.31 ID:wOoOUVz00
レイ「上条君の行動は、裏目に出てしまった」

誰もいない通路で、レイはつぶやく。

レイ「渚カヲルは死亡。碇君は精神的に壊れかけている。上条君は意識不明で入院。美琴はそのダメージをもろに受けている。最悪だわ」
以下略



379: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:51:22.02 ID:wOoOUVz00
レイ「リリスの力、それにこれから起こる出来事の記憶、未来から逆行してきたことを十分に生かせば、無事にやり遂げられるはず」

レイはドアの電子ロックを解除する。

レイ「時間はもうない。動けるうちに動いておかないと」
以下略



380: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:53:28.92 ID:wOoOUVz00
むっと臭気が鼻を突いたが、レイは顔色を変えない。
ベットと排泄用のバケツが置かれただけの、殺風景な部屋。
人一人が過ごすにも狭いような部屋に彼女はいた。

金色のショートカット。
以下略



381: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 17:55:23.79 ID:wOoOUVz00





以下略



382: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/03/30(日) 18:02:55.11 ID:wOoOUVz00
みなさん、こんにちは。1です。

というわけで、いったん物語を閉じさせてもらいます。
第1部完、といった感じです。

以下略



383:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/30(日) 18:13:47.06 ID:OFc3misG0
乙  待ってる


384:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/30(日) 18:20:03.58 ID:hsVZHMK90
乙かれ


385:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/30(日) 23:23:21.28 ID:cE2FiB0c0
おつでした〜
スレ立てまってるぞ


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