過去ログ - 【オリジナル】Re.乙女合体ガチユリダー
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/31(火) 14:41:33.27 ID:QlURgqGAO





「……つまり、よく考えないでキャラを投下しすぎるト、後に出たキャラに神様属性とか色々持ってかれて登場の機会を失う哀れな子が生まれてしまうのデース!!ミナサーン、呉々も無計画な執筆はしないように、エリン先生との約束デース!!」
 朝の朝礼も済んだところで、先生は私の両肩に手をおいた。

先生「それじゃあ紹介しマース、転校生の……」

「琴主・交ですっ!よろしく、お願いします!!」

 頭を下げて挨拶する、少し力が入りすぎたかクラスから少し笑い声が聞こえてきた。

先生「席は保険委員の正純さんの隣で良いデスね、仲良くしてあげて頂戴ネー」

 先生が指した人のいない席に座ると、隣の席に座る少女が席を寄せて話しかけてきた。
 綺麗な金髪をツインテールにしている、まるで人形のような白い肌の子は私ににこりと微笑みかけて手をさしのべた。

「保健委員の正純(まさずみ)・まつりです。これからよろしくお願いします」

琴主「……あ、うん! よろしく」

 しばらく見とれていた私は、慌てて握手に答えようと手を握り返した。
 すると……

[センサーに関知しました]

[シェイクハンドサービスを常備化しますか?Y/N]
[義体診[電子生徒手帳]
[[[[[フレンドリストに登録しますか?]

琴主「うわっ!?」

 突然視界に幾つものARウィンドウが開き、電子生徒手帳と登録ウィンドウが表示された。
 これはたまに、電子化された道具や自販機に触れたらいきなり出てくるのだ。

正純「琴主さん?」

琴主「ちょっと待って、えぇっと……あれ?」
 しどろもどろにウィンドウを消していく途中で、違和感に気づいた。
 いつも手のセンサーに触れるのは電子機器、しかしいささか明けた視界で正純の手には何も持たれていなかったのだ。

正純「……ふふっ、琴主さん『同じ』人は初めてですか?」

 コロコロと笑いながら、正純は私に見えているARウィンドウの一枚を持って前に出した。

琴主「あっ、それじゃあ……キミもなんだ?」

 手に持ったウィンドウには、こう書いてあった。

[全身義体医療受診証明 正純.まつり]

正純「はいっ、だから気兼ねなく……これからよろしくお願いします♪」




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