8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/08(土) 19:42:29.42 ID:TvOaOW1R0
川の冷たい感触が、頬を撫でました。
跳ねた水飛沫。ふと気付けば、私は両手を離していて。
「……竿」
そのまま、ゆらゆらと流されてゆく竿が見えました。
取りに行かなきゃ。
けれども、体はずっと、固まったままでした。
そうしてようやく、私は気付いたのです。
「……大丈夫か。もっと自分の心配をしろ」
私を支えてくれている、しっかりとした暖かい腕。
「……えっと、あの」
何が起こっていたのでしょうか。
どんなに頭を働かせても、答えにはたどり着けませんでした。
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