過去ログ - 御坂「それがあんたのやり方なの?」 レイ「そうよ」
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57: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/04/29(火) 23:06:58.52 ID:rbmvlq/80
リツコ「少し休んだ方がいいわ。このままだと、あなたまで倒れてしまうわよ」

御坂「大丈夫です。私はまだ…」

リツコ「ずっと付き添ってロクに寝てもないんでしょう? 顔色も悪いわ」
以下略



58: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/04/29(火) 23:08:00.49 ID:rbmvlq/80
そして御坂は思い当たる。

さっきの麦茶。
そこに何か薬物を入れられたのではないか。

以下略



59: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/04/29(火) 23:08:28.99 ID:rbmvlq/80
リツコ「説得した方がよかったのだけれど、時間もないのよ」

なぜリツコはこんなことをするのか。
シャキッとしない頭をフル回転させてみるが、何も浮かんでこない。
ただ一つだけ思ったことがある。
以下略



60: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/04/29(火) 23:09:03.25 ID:rbmvlq/80
ベットに手を伸ばして眠った御坂を、リツコは見つめる。

リツコ「効くのに時間がかかったわね。もともとそんなに強くないやつだけれど」

リツコがあらかじめ麦茶に入れてあったのは、ただの睡眠薬だ。
以下略



61: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/04/29(火) 23:09:32.35 ID:rbmvlq/80
レイ「ありがとうございました」

リツコ「いいのよ。あなたの頼みだもの」

レイ「では、早く運びましょう」
以下略



62: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/04/29(火) 23:10:26.29 ID:rbmvlq/80
リツコ「で、レイ。私はこれで用済みなの?」

リツコの質問にレイは振り向く。

リツコ「あなたに頼まれたことは全て果たしたわ。ほかに何かあればやるけれど」
以下略



63: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/04(日) 22:02:30.87 ID:IeO6o8s90
こんにちは、1です。

最近リアルが忙しくてつらいです。なかなか更新できなくてすいません。

モチベーション的にも限界です。
以下略



64: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/04(日) 22:03:04.80 ID:IeO6o8s90
深夜の第3新東京市は暗闇に包まれていた。
これまでの使徒との戦闘で、大部分の市街地が廃墟と化していたが、それでも生き残っている建物から漏れる光が、ぼんやりと街の輪郭を映し出していた。

生き残った街の住人がほとんどいない今、街は暗闇と静寂に包まれていた。
時折、芦ノ湖のさざ波が打ち寄せる音を聞くことができる。
以下略



65: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/04(日) 22:03:33.99 ID:IeO6o8s90
だが、これは諸刃の剣である。

外から中が見えないということは、当然逆もしかりである。
よって、静寂に包まれたこの街は、いつもより騒がしくなった外輪山の外の様子を知ることはなかった。

以下略



66: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/04(日) 22:04:06.80 ID:IeO6o8s90





以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/04(日) 22:44:36.54 ID:KbVBPcJX0
乙 了解


68: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/06(火) 21:17:11.36 ID:oAGByX7t0
AM6:00 ネルフ本部 サーバールーム

ネルフ本部にはMAGIと呼ばれる世界最高峰のコンピュータがある。
使徒戦や作戦立案においても使用されるMAGIは、ネルフ本部の頭脳と言っても過言ではない。
しかし、ネルフ本部の全てをMAGIが握っているわけではない。
以下略



69: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/06(火) 21:17:45.81 ID:oAGByX7t0
サーバールームには、ミサトのタイピングの軽やかな音と、サーバーの冷却装置のブーンという重低音が響き合っているだけである。

そして、軽やかなタイピングの音が止まった。

ミサト「そう、これがセカンドインパクトの真意だったのね」
以下略



70: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/06(火) 21:19:09.60 ID:oAGByX7t0
あの時、ミサトの父を隊長とする葛城調査隊のメンバーとして参加していた。
いや、ついていったといった方が正しいかもしれない。

当時十四歳の少女が遠足気分で行ける場所ではないのだから。
この時点でいろいろ仕組まれていたのかもしれない。
以下略



71: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/06(火) 21:19:59.01 ID:oAGByX7t0
だが、あの日だけは違う。
突如鳴り響く警報音。
研究員の怒号。
急に強く吹き始めたブリザードに、ズシンズシンと揺れる大地。
そして、基地から現れた白い大きな巨人。
以下略



72: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/06(火) 21:20:46.75 ID:oAGByX7t0
数時間後、海上に飛ばされたカプセルのふたを開け周りの様子を見たころには、全てが終わっていた。
基地はおろか氷に閉ざされた大地さえなく、赤く染まった海に氷のような塩の結晶がそこらかしこに立っているだけだった。


それからのことはよく覚えていない。
以下略



73: ◆Sfw.BieP36[saga]
2014/05/06(火) 21:21:26.58 ID:oAGByX7t0
そして今、パソコンの画面を覗く。
セカンドインパクトの真実が、書かれていた。

内容はおおむねミサトが予想していたものだった。

以下略



74: ◆Sfw.BieP36[saga sage]
2014/05/10(土) 19:15:25.22 ID:UoTNwj0O0
1です。

もう書く気力がないです。
なので、このまま閉じさせてもらいます。

以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/27(火) 00:02:02.28 ID:6McOJFoo0
乙かれでした  エヴァ知らなくてまともにレスできなかったんだけど楽しませてもらってた ありがとう 


76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/21(土) 13:06:43.37 ID:i0X6GjhL0
突然ですが宣伝です!

ここの屑>>1が形だけの謝罪しか見せていないため宣伝を続けます!

文句があればこのスレまで!
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/21(月) 22:53:41.12 ID:J6jYCfnX0
あ〜・・途中で終わっちゃってたのか・・
気が付いたら前スレからここまで一気読みしてた
アスカと美琴の描写はかなり涙腺が刺激されました
またこういうSSを書いてください 本当に乙でした


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