7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/08(火) 21:46:48.61 ID:2bCQac2f0
「ごめんなさい、律子。心配を掛けてしまって」
「いいのよ、無事だったのなら。それより事情を話してもらえる?」
「……実は、病気と言うのは嘘で……その、問題を抱えてしまって」
確かに、『あれ』を病気と呼ぶには弊害がありすぎる。
あれは、もっとおぞましい何かだ。
「……」
「外に出られない状況になって、ずっと家に篭っていたのだけれど、昨日プロデューサーに助けてもらって……」
それは違うよ如月、と口に出しそうになる。
あいつの言葉を借りる訳じゃあないが、僕は力を貸しただけに過ぎない。
秋月も何となく事の次第は理解したのだろう、小さく溜息を吐いて如月の肩に手を置く。
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