過去ログ - 上条「俺がいる限り、テメェは一生最強には届かねぇんだよ!」
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18: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/04/09(水) 00:50:23.63 ID:Ha7TAlij0

対して、彼から逃げるように路地を駆け巡る少女は、名門常盤台中学の制服に身を包んでいた。

黒い暗視ゴーグル越しにも伝わってくる端正な顔立ち、肩までの茶色のショートヘア。

袋から出したばかりのようにきれいな真っ白のブラウスは、何故か赤黒い血で染まっている。


「ほらほらどォした?ペース落ちてンぞ」


楽しくてしかたがないというように上ずった声は、少女の真後ろから響いてくる。おそらく、もう距離は一メートルもない。

彼女が必死に走って開いた距離の貯金は、まばたきの間に〇になっていた。

少年の白く細い手のひらが肩に触れただけで、少女の背筋がビクッと強張る。心拍数が馬鹿みたいに跳ね上がる。

少年の方はそれすらも楽しんでいた。


「今俺がその気になったらオマエの身体なンてどォとだってできンだぜェ?」




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