過去ログ - 上嬢「幼なじみが学園都市第一で幼妻ってだけ」一方「幼妻はお前だろ」
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5:珈琲無理オメス ◆CQZzx1saXs[saga]
2014/05/17(土) 07:09:53.06 ID:72mqYFAD0



一方(とう、まァ…)

広すぎる教室では自分は孤独で、孤独であるべきだと思っている。
当たり前の処置で、それが当然であると受け入れてもいる。

でも少年は孤独は嫌で、心地よかった優しいぬくもりが好きで、嫌で、悲しくて、嬉しくて、
パタリと、能力の影響で赤くなってしまった瞳から涙が落ちた。
自分の膝へと落ちた涙を見て、もっと涙が出た。


一方(あァ……このままじゃ、ここじゃ、駄目だ。)


もっと自分の能力を理解でき、かつ有用に使えるような所に行かなくては。
教師も自分以外の生徒もいない”特別教室”を出て行く。
授業が開始したのであろう静まった廊下を真っすぐ歩くが少年の行動を止める教師はいないし、
止められた所で少年は止まる気などない。
この間紹介を受けたいくつかの研究所の1つに少年は足を向ける。







一方『か』

木原『か?』

一方『顔こえェ…』ベソベソ

木原《まさかの俺の顔が怖いってか》






そこで出会った研究員と、親子のような関係になるとは知らずに。









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