過去ログ - 真姫「とある日の昼下がり」
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1: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:32:14.19 ID:t4IT4Xlgo
・設定はSIDとかアニメとかごっちゃになってるので、生暖かく見守っていただけると幸いです。

・地の文は真姫ちゃん一人語り。SID風に捉えていただけると。

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2: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:33:15.43 ID:t4IT4Xlgo
今日は午前中で授業が終わって音楽室で1人、作曲してた。

でも、今日はなんでかイマイチ。

煮詰まった私はなんとなく部室に足を向けた。
以下略



3: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:33:54.00 ID:t4IT4Xlgo
部室には柔らかなお日様の光が差し込んでる。

「ふぁ……」

μ’sのダンスや歌の練習に、作曲、そして勉強。
以下略



4: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:34:25.19 ID:t4IT4Xlgo
あっという間に眠気は訪れて。

「おやすみなさい……」

誰にでもなくぽつりと呟いて、机に突っ伏す。
以下略



5: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:35:08.03 ID:t4IT4Xlgo
−−−


どれくらい時間が経ったのか。

以下略



6: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:35:49.39 ID:t4IT4Xlgo
「あら、お目覚めかしら?」

「ん……?」

目を開けて首をちょっぴり上げると。
以下略



7: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:36:24.82 ID:t4IT4Xlgo
「ちょ、え、エリー?何してるのよ!」

「何って、膝枕よ?」

膝枕よ?じゃなくって!
以下略



8: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:37:29.46 ID:t4IT4Xlgo
「いいからいいから。そのまま横になってなさい?疲れてるんでしょ?」

「う……」

反論は、できない。
以下略



9: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:38:08.88 ID:t4IT4Xlgo
「ふふ、それにしても真姫の寝顔ったら天使みたいだったわ」

かあっと顔が赤くなるのが分かる。

「ひ、人の寝顔勝手に見ないでよ、もう……」
以下略



10: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:39:46.32 ID:t4IT4Xlgo
「ふふ、それにしても真姫の寝顔ったら天使みたいだったわ」

かあっと顔が赤くなるのが分かる。

「ひ、人の寝顔勝手に見ないでよ、もう……」
以下略



11: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:40:20.48 ID:t4IT4Xlgo
「ねえ、なんで膝枕……?」

「んー、堅い机の上じゃちゃんと疲れも取れないでしょ?まして枕なんかないし……」

「まあ、そうね」
以下略



12: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:41:05.12 ID:t4IT4Xlgo
「このなでなでは……?」

「なでなでって……真姫もそんな言葉使うのね、ふふっ」

言われて、また顔が熱くなる。
以下略



13: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:43:40.08 ID:t4IT4Xlgo
「亜里沙によくやってあげてたのよね、膝枕。」

亜里沙……ああ、エリーの妹さんだっけ。

「そのとき、こうして撫でてあげるとよく眠れるみたいだったから」
以下略



14: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:44:34.66 ID:t4IT4Xlgo
「そうね……確かに……気持ちいいかも……」

また眠気が襲ってくる。

「今日の真姫は素直ねえ……」
以下略



15: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:45:10.78 ID:t4IT4Xlgo
なんて言いながら、振り払えない。

お姉ちゃんがいたら、こんな感じだったのかな……?

ぼーっとした頭のせいか、なんだかいつもより無防備なのが自分でもよく分かる。
以下略



16: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:47:20.59 ID:t4IT4Xlgo
ああ、余計なこと言っちゃうな、なんて思いながら。

「私、みんなに嫌われてないかな……?」

「そんなことあり得ないと思うけど……どうしてそう思うの?」
以下略



17: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:48:03.72 ID:t4IT4Xlgo
「私……素直じゃないし」

ぽつり。

「ときどき、言葉も悪くなっちゃうし」
以下略



18: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:48:44.88 ID:t4IT4Xlgo
「穂乃果や海未、ことりには私のこと、μ’sに誘ってくれてありがとうとか」

「凛と花陽にはこんな私と友達でいてくれてありがとうとか」

「エリーや希、にこちゃんは私が馴染めるように影でいろいろやってくれて、ありがとう、とか……」
以下略



19: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:49:36.21 ID:t4IT4Xlgo
「私にできるのは曲作ったりとか、合宿の場所の提供とかそのくらい」

「全然、みんなに恩返しできてないから……」

普段なら絶対に言わない、私の心の柔らかいところがぽろぽろと流れ出す。
以下略



20: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:50:21.86 ID:t4IT4Xlgo
「私は……私達はね」

「真姫がどれだけ頑張ってくれてるかよく知ってるわ」

「作曲だって、μ’sの練習、やらなくちゃいけない勉強の合間にちゃんとやってくれてる」
以下略



21: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:51:04.58 ID:t4IT4Xlgo
すっと心の中にエリーの言葉が流れ込んできて。

「そう、かな」

「そうよ、私が保証してあげる。なんならみんなに聞いてあげましょうか?」
以下略



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