17: ◆vE.eVxfJKU[saga]
2014/05/27(火) 23:37:52.07 ID:gXo1YtFl0
「そう、私は絢瀬絵里。それじゃあ」
へ?そう言うと絢瀬さんはそのまま帰っていた
ウチはその場で立ち尽くした
――一筋縄ではいかないみたいやね
絢瀬さんとのファーストコンタクト
決してうまくいったとは言えない
だけど――初めて言葉を交わすことができた
そのことが嬉しかった
勇気を出してよかった、自分が変わったような気がした
これは最初、まだ本当の最初
ウチは思った――
明日も話しかけよう
今度はちゃんと何を話すか考えて
「ふふっ」
自然と笑みがこぼれた
学校からの帰り道、ウチの足取りは軽かった――
この日がウチと絢瀬さんの出会いの日
――始まりの日
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