過去ログ - 真紅「水銀燈腹パンしたいのだわ」水銀燈「やめなさいよぉ！」 -SS速報VIP

過去ログ - 真紅「水銀燈腹パンしたいのだわ」水銀燈「やめなさいよぉ！」

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231: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:04:20.71 ID:skQBUqhk0
マシュマロマン
x113img.peps.jp

232: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:06:25.13 ID:skQBUqhk0
珪孔雀「う、うそ…、私…いっぱい食べちゃったんだから…」ｳﾙｯ

雪華綺晶「わ、私も食べましたわ…。だから私は白いの…？」ｳﾙｯ

水銀燈（マシュマロはもう食べないようにしようかしら…）

233: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:09:05.76 ID:skQBUqhk0
蒼星石「金糸雀。君はいつから気づいていたんだい？」

金糸雀「ラプラスの事かしら？」

蒼星石「あぁ」

234: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:12:27.33 ID:skQBUqhk0
白崎「鳥海くん、さっきはごめんねぇ」ﾋｮｯｺﾘ

鳥海「いや、無理だって！トラウマものだよ！」

白崎「本当にごめんよ。ウサギの時はSっぽくなるんだよ」

235: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:14:21.37 ID:skQBUqhk0
槐「ただ、この変態は私たちと一緒にドールショップを経営している」

槐「君も一緒に住むことになるだろう」

鳥海「えぇ～～…」

236: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:15:46.68 ID:skQBUqhk0
マデュリン「ノリのパイおイしイネ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

珪孔雀「うん！美味しいんだから」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ジュディカ「たダ美味シいダけじゃナいネ。まろみガ違ウ」ﾑｼｬﾑｼｬ

237: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:17:19.41 ID:skQBUqhk0
水銀燈「ねぇ、珪孔雀」

珪孔雀「はい」

水銀燈「貴女…今幸せ？」

238: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:18:38.18 ID:skQBUqhk0
水銀燈「他の姉妹がどんな話をしてきたか知らないけど…」

水銀燈「アリスゲームとはアリスを決めるために姉妹と殺し合いをするゲーム」

水銀燈「貴女の中にもあるでしょ？そのローザミスティカを奪い合ったの」

239: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:20:06.67 ID:skQBUqhk0
水銀燈「長い年月放置された私達の気持ちがわかる？」

水銀燈「アリスになれなかった絶望から本当は愛されていないのかもしれないと考えさせられる日々」

水銀燈「私達は絶望するために生まれてきたのだと、ネガティブな考えに走るには十分な時間だったわ」

240: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:21:20.49 ID:skQBUqhk0
水銀燈「この時代でついに全ての薔薇乙女が目覚めたわ」

水銀燈「それは、この時代にアリスが生まれるということ。本当のアリスゲームが始まる。今までのは序章だったの」

珪孔雀「……」ﾊﾗﾊﾗ

241: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:22:48.39 ID:skQBUqhk0
水銀燈「まぁ、長く話したけど…要は私たちに生きる力を付けさせるための苦肉の策だったってわけ」

珪孔雀「えっ？アリスを生み出すのが目的じゃ…？」

水銀燈「お父様は諦めていたそうよ。私たちが生きていく事が一番の目的で、アリスは二の次になっていた」

242: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:27:19.32 ID:skQBUqhk0
水銀燈「この絶望を経て私達は強くなったわ。一人ひとり強さの質は違うけれど…」

水銀燈「金糸雀、翠星石、蒼星石、真紅、雛苺、雪華綺晶。それぞれに強さと弱さを兼ね備えている」

水銀燈「醜く美しい。この不完全さ、その矛盾こそがアリス。それを私達はアリスゲームで学んだのよ」

243: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:29:01.13 ID:skQBUqhk0
水銀燈「ちょ、ちょっと貴女たち！聞いてたの！？」

珪孔雀「あっ！お母さま方にお父さま方」

244: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:30:54.98 ID:skQBUqhk0
雪華綺晶「私、感動しましたわ！私のことも見ていてくださっていたなんて…。感激です！」

雛苺「さすが一番のお姉様なの！ところで、ヒナ達の良い所ってどこなの？」

水銀燈「…知らないわよぉ」ﾁﾗｯ

245: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:33:01.89 ID:skQBUqhk0
ジュン「アリスになったドールの願い。最終的には誰もがあの願いに辿り着く」

ローゼン「あぁ、その通りだ」

ローゼン「私の娘たち全員に生きてもらいたかったからな」

246: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:34:14.13 ID:skQBUqhk0
金糸雀「水銀燈は優しいかしらー！」ﾈｰ

珪孔雀「うん！優しんだから！」ﾈｰ

水銀燈「ちょっとぉ！貴女たちやめなさいよぉ！！////」

247: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:42:30.95 ID:skQBUqhk0
白崎「今回の人形劇…いかがだったでしょうか」ｽｩ…

ラプラスの魔「人間はいつか寿命が来る。人形にも勿論寿命はあります」

248: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:44:13.96 ID:skQBUqhk0
ジュン「知ってるのなら話は早いな。僕にはできる。でも一人では無理だ」

ラプラスの魔「ふむ…」

ジュン「みんなの力が必要だ。もちろん、お前の力も」

249: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:55:15.85 ID:skQBUqhk0
ジュン「それからもこのお茶会は定期的に行われたんだ」

ジュン「人形たちがこれから受ける試練」

ジュン「それは、人間たちを見送ること」

250: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/07/16(水) 23:58:49.57 ID:skQBUqhk0
これで終わりです。
第2話のサブタイは『水銀燈脱がしたい』の方が良かったかもと思いましたが、
まぁどっちでもいいですね。

ここまで、ありがとうございました。

251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/17(木) 20:53:18.76 ID:s8gI0OXro
おつおつ

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