過去ログ - 【スーパーダンガンロンパ2】天倉「俺はいったい何者なんだ?」【安価】【オリキャラ中心】
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982:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:44:55.52 ID:3alGzjRB0
1 ○ 芝崎務(担任) v.s.  久瀬ゆかり(女子5番) ×
(11/10 4:26a.m. 久瀬ゆかり 死亡)

2 ○ 道下未来(男子17番) v.s.  芝崎務(担任) ×
(11/10 4:31a.m. 芝崎務 死亡)
以下略



983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:45:55.57 ID:3alGzjRB0
酒井真澄(男子六番)はクラス内外での評判がすこぶる悪い。
常に周りを見下して、自分を中心に世界が回っていると思っていて、上に立つには相応しくない横暴さをもち、いつも人を近づけないオーラを纏っている。
などという話は恐らく佐藤史季(男子七番)の周りでも言われていたのだと思うけれど、史季は中学3年生になって初めて同じクラスになるまでは、酒井真澄という人間を知らなかった。
理由は大したことではない。
単に、史季は基本的に人の話を聞いていないから、というだけだ。
以下略



984:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:46:53.26 ID:3alGzjRB0
何故か怪我をしていて片腕が使えなかった道下未来(男子十七番)と体調不良で楪静眞(男子十九番)が除かれたので、出席番号一から九番までで1チーム、それ以降で1チームとなった。
この分け方をすると、運動能力は後半チームの方が遥かに高い。
クラス1の問題児集団でありながら内3人が運動部で活躍する八尋グループからは林一紀(男子十五番)と政井威光(男子十六番)と八尋幸太郎(男子十八番)、児童養護施設“大東亜塾”で生活し軍人になる訓練を受けていると噂されている田村光貴(男子十二番)と橋川新(男子十四番)、何を考えているかさっぱりわからないが文武両道の二階堂哉多(男子十三番)、史季たちの友人の中で唯一後半グループに入る春海も囲碁部所属だが運動はできる。
前半チームも運動が苦手だと主張するのは植本邦幸(男子二番)くらいなのだが、後半チームとは平均値が違うのだ。


985:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:47:30.88 ID:3alGzjRB0
アイドルマスター絶賛発売中!!


986:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:48:24.16 ID:3alGzjRB0
城龍慶(男子九番)は壁に凭れかかり、ぼんやりと天井を見上げていた。
頭がぼうっとする。
鼻を突く血の臭いに、頭痛も感じる。

何度も護ってもらいながら、何も道下未来(男子十七番)には返せなかった。
以下略



987:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:50:35.58 ID:3alGzjRB0
はまぐり 無節操ジャンルサイトですので、OBRのみのURLはこちらになります
午後のパレード 200X年度
北海道上見市立狛楠中学校3年B組
(男子20名/女子21名/計41名) 進行中
18話/中盤戦
以下略



988:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:51:46.72 ID:3alGzjRB0
 北村梨花(女子5番)は、エリアE-6をズカズカと歩き回っていた。学校登校時は常に車で送り迎え。体育のときですら身体を動かすことを極力避けていた梨花にとって、ひたすらに歩き回らなければいけないこの状況は大変気にいらないものだった。大企業を経営する父の一人娘として大事に育てられてきた彼女にとって、こんな何もないところをただ歩き回ることは拷問以外の何者でもなかったから。

 しかし、状況的にはそうせざるを得なかった。先ほどの放送で、梨花が隠れていた民家(その民家もかなり古びたものであり、仕方ないとはいえそこにいることも我慢ならなかったが)のあるD-5がお昼前には禁止エリアになってしまうということを知り、仕方なく(本当に仕方なく)移動している。こんな森の中をずっと歩き回ることは嫌なので、とりあえず今いるエリアにある商店へと向かっているところだ。そろそろお腹もすいてきたところなので、何か食べ物があることも期待した故の行動だった。

 いずれにせよ、こんな何もないところはさっさと立ち去りたいところだ。
以下略



989:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:53:25.47 ID:3alGzjRB0
――まだ九人……。この私のために、早く全員死んでくれないかしら? 帰るのは、この高貴な私と決まっているのよ。野蛮でいくらでも替えのきく一般庶民とは違って、私は特別な人間なんだから。

 

 生まれたときから特別扱いをされ、両親から甘やかされて育ってきた梨花は、自分が“特別な人間”であると信じて疑わなかった。他のクラスメイトとも、その辺にいる一般市民とも、自分は違う人間だと思っていた。そんな彼女にとって、自分が死ぬことなど想像できなかった。より正確に言えば、自分が死ぬことなど有り得ないと思っていた。
以下略



990:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:54:22.96 ID:3alGzjRB0
 干渉されないはずの私に、礼儀も知らない野蛮な一般庶民が声をかける。無礼な。この高貴な私に、何の断りもなく、しかも姿の見えない背後から声をかけるなど。そう梨花は思っていた。

 

「私だよ……? 梨華だよ……? 良かったぁ……ずっとずっと探していたんだからぁ……」
以下略



991:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:55:20.08 ID:3alGzjRB0
「嫌だッ……! 私には、梨花ちゃんしかいないもんッ……! 私には、梨花ちゃんが必要なのッ!」
「身の程をわきまえなさいよ。私にあなたはいらない存在な――」
「いらないなんてッ! そんなこと言わないでよぉ!!」

 
以下略



992:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:56:13.64 ID:3alGzjRB0
「なんで……? どうしてぇ……」

 

 口から大量の血を吐きながら、梨華はずっとそう呟いていた。そう呟いたまま、その声は小さくなっていき、やがて完全に聞こえなくなった。息絶えた梨華を見下ろし、あちこちに付いた血を見て、梨花はひどく顔をしかめた。
以下略



993:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:57:09.91 ID:3alGzjRB0
 東堂あかね(女子14番)は、エリアD-2にいた。加藤龍一郎(男子4番)と別れて以来ずっと移動し続けているものの、これまで誰にも会えていない。そうしている間に何度か銃声――それも連続した銃声が聞こえていたけど、そこへ向かう勇気はまだなく、今は手当たり次第に歩き続けているだけだ。

 龍一郎と別れてから、他に信用できそうな人。主に辻結香(女子13番)を含めた主流派メンバー、そうでなくてもやる気でない人を探し続けている。恐怖と不安はずっとつきまとっているものの、龍一郎に励まされたことで少しばかり前向きに行動できるようになっていた。

 
以下略



994:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:57:56.22 ID:3alGzjRB0
 ここは、エリアB-2。住宅街や公園から遠く離れたこのエリアに住宅らしきものはほとんどなく、代わりにとても広い田園地帯が目の前に広がっている。そのエリアにある小屋というべきところにいる宮崎亮介(男子15番)は、身体を横にして休息をとっていた。ここまで連れてきてくれた澤部淳一(男子6番)は、少し離れたところで見張りをしてくれている。

 学校から離れた後、みんなが行きそうな住宅街を敢えて避け、このエリアまで移動してきた。誰が乗っているのか分からないこの状態では、なるべく人に会わない方が安全だという淳一の提案からだ。必要な食糧は淳一がある程度確保してあったので、住宅街に行く目的もない。武器が探知機と鉄串(バーべキューに使うような奴だ。といっても、亮介はバーベキューになど行ったことはないが)ということもあり、亮介も特に異論はなかった。

 今はとりあえず、交代で休憩しようということになっている。人間の睡眠時間は六時間ほどが望ましいということで、まずは淳一が最初の放送まで眠り、今は亮介が休憩しているという状態だ。といっても、この緊迫した状況でまともな睡眠が取れるはずもなく、結果的にはただ身体を休めているだけ。それだけでも随分違うだろうが、これが続くとさすがに身体に支障をきたしそうだ。
以下略



995:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:58:43.37 ID:3alGzjRB0
2014/08/21(木) 09:22:31.47 ID:aEJsd3tB0 [5/5] AAS
アニメだと仁の声優も変わってたな
520: 枯れた名無しの水平思考@転載は禁止[sage]
2014/08/21(木) 09:32:11.32 ID:W5AJzcqt0 [1/2] AAS
>>517
以下略



996:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 09:59:24.64 ID:3alGzjRB0
01 有馬孝太郎 01 五木綾音
02 五十嵐 篤 02 江藤 渚
03 小倉高明 03 小山内あやめ
04 加藤龍一郎 04 小野寺 咲
05 古賀雅史 05 北村梨花
以下略



997:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 10:04:29.48 ID:3alGzjRB0
天海千恵、秋山みなね、天海千理、桐生京我、園咲くろえ、伊集院綾斗、絹畑シュウ、汐音妃乃、柚木優芽、


998:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 10:05:11.05 ID:3alGzjRB0
 五十嵐篤(男子2番)は、暗闇に紛れている下柳誠吾(男子7番)に向かって、いつも変わりない調子で話を続ける。

 

「そういう誠吾こそ、一人なのか?」
以下略



999:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 10:06:14.64 ID:3alGzjRB0
 波崎蓮(16番)は、2階の男子トイレで端末の説明画面をじっくりと読んでいた。間もなく、時刻は0時を指そうとしている。4月16日が、すぐそこまでやってきている。
上を向いて、はーっ、と大きく息を吐いた。隣の個室で死んだ高石遼(12番)による、血生臭い香りが、自分を不快な思いにさせる。

 爆弾、か。

以下略



1000:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/21(木) 10:06:51.08 ID:3alGzjRB0
 誰かがやってくる気配は、ない。

 今、この学校には何人の生徒が生き残っているのだろう。引きこもりだった自分には、友達と呼べる存在は、このクラスにはいない。ここで一緒に殺し合いをするクラスメイトは、全員が陽太郎にとって敵だった。
陽太郎は、この殺し合いに参加する気など、始めからなかった。ただ、2年生まで一緒に席を並べていた、自分とは無関係な生徒たちが、ただ加納という男に言われるがままに戦いはじめ、そして一人、また一人と姿を消していき、気が付いたら半分以下にまで減っていた。

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飛鳥「フフフ……メタルジェノサイダー…!」 @ 2014/08/21(木) 09:45:51.16 ID:MmUahvQ/0
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不良女「おい、顔はやめな。可哀想だろ」 @ 2014/08/21(木) 09:38:46.04 ID:ct6ex9Nh0
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